12月8日は毎年やってきますビートルズのジョンレノンの命日。偉大な音楽家・思想家がこの世から去った日です。悲しい日です。
殺害したのはマークデイヴィットチャップマン。
殺害の理由は、今日までにいろいろと語られていますが、いまいちピンとこない。CIAがチャップマンを洗脳して殺害させた"CIA陰謀説"まであります。
ジョンの死が世界に与えた衝撃は想像を絶します。
残っている映像や写真、記事をみると世界が動揺しているのが分かります。みんな悲しんでいます。12月8日はそんな出来事があった日。
ジョンを偲んで聞きたいジョンの名曲を3曲紹介します。
まずはビートルズの楽曲から。
ジョンレノンが故郷のことを歌うIn My Life
ジョンレノンの追悼歌としては外せない1曲です。1965年リリースのアルバム『ラバーソウル』に収録されている曲です。
バリバリ20代のころの作品なのですが、故郷への想いを歌っているという点でビートルズにしてはちょっと珍しい曲です。
ジョンの命日に聞くと歌詞が響きます。
- 思い出の場所がいくつもある
- 友人や恋人との忘れることできない思い出の場所
- 死んだ人もいれば元気な人もいる
- 自分の人生を通してすべてを愛している
ジョンやビートルズに歌詞を重ねてしまいます。涙。間奏のピアノも暗すぎなくていい。楽しいビートルズを残しています。
追悼曲としての1曲目はIn My Lifeで決まりです。
改めてこの曲が訴える内容の重要性を確認 All You Need is Love
2曲目のAll You Need is Loveも外せません。この曲の歌詞こそがジョンの伝えたかったことだと思います。
All You Need is Love(愛こそはすべて)
ジョンのワードセンスが光る歌詞です。シェイクスピアのLove is blindに匹敵するレベルだと個人的には思っています。
曲全体の歌詞はとても難解でさまざまな解釈ができるものですが、ジョンが伝えたかったのは要するにLoveです。
ソロ時代にリリースしたImagineで描いた"理想の世界"に人類が到達する方法がこの曲で歌われているのです。Loveです。
ちょっと気恥ずかしいなーと思っていたこともありますが、真実なんだから仕方がありません。
ジョンの死(または命日)をきっかけに、改めてこの曲が訴えるメッセージの重要性を確認します。世界から戦争や紛争がなくならないのはLoveが足らないからです。
Loveが充足するまでこの曲は歌い続けられるでしょう。Imagineと共に。
人類のテーマソング 愛と平和の理想の世界を歌うImagine
最後の3曲目はジョンレノンのソロ作品から。言わずと知れたImagineです。
さすがジョンレノンという曲。誰もが思っているけど、いろんなしがらみからなかなか口にすることができなかったことをズバッと言っています。
愛と平和による理想の世界を歌った曲です。
戦争や紛争が絶えない世界に対してジョンレノンは愛と平和を訴えることで反抗しています。永遠の反逆児はやっぱり大人になっても反逆児のままだったのです。
戦争が起こるたびにこの曲は戒めとして流されてきました。国連の会議の場でも流されたこともあります。
優しいメロディに易しい歌詞。ちょっと英語を勉強すれば誰にでも理解ができる内容です。メッセージソングとしてこれほど優れた曲は他にないと思います。
そんなImagineという曲を作ったジョンの命日が12月8日です。
みんなで涙を流しましょう。
How Do You Sleep?。愛と平和のジョンとハードなジョンが共存する名盤です。
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