ビートルズ英国盤公式オリジナルアルバムを発売順に紹介!!

1962年-1965年(初期)
ビートルズ(The Beatles)の活動期間は1962年から1970年の約8年間。この間に公式発表されたのは213曲あります。オリジナルアルバムは12枚リリースしており、そこにアメリカ版の『マジカルミステリーツアー』(Magical Mystery Tour)とコピーレーションアルバムの『パストマスターズVol.1』と『パストマスターズVol.2』を加えれば、全曲コンプリート可能です。
ここでは、ビートルズの楽曲213曲のコンプリートに向けて、全オリジナルアルバムの紹介と『マジカルミステリーツアー』と『パストマスターズ』シリーズを紹介します(YouTubeもやってます!こちらもどうぞ)。

ビートルズの作品は、全人類の宝です。解散から四半世紀が過ぎようとしている今も、そのお宝は輝き続けています。では、コスパ最強の作品たちを紹介していきます。ビートルズの作品をリリース順に見ていきましょう。まずは初期の作品から。

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ビートルズ初期の作品(1962年~1965年)

『プリーズプリーズミー』(Please Plesase Me)1963年3月リリース
レコーディングに要した時間は約10時間。ほぼ一発録音のライブ感満載のアルバムです。イギリスでリリースされ30週連続1位という驚異的な記録を残しています。世界に刻印したビートルズの初期サウンドがたっぷりと聞ける名作。ちなみにこのアルバムから1位を奪ったのがビートルズの2ndアルバムです。

ビートルズの記念すべきファーストアルバムです。この『プリーズプリーズミー』からビートルズの物語は始まります。レコーディングに要した時間は約10時間。ほぼ一発録音のライブ感満載のアルバムです。イギリスでリリースされ30週連続1位という驚異的な記録を残しています。ちなみに31週目にプリーズプリーズミーを1位から奪ったのがビートルズの2ndアルバムです。

収録曲もPlease Plesase MeやLove Me Doといったシングルはもちろんですが、ポールマッカートニー(Paul McCartney)によるI Saw Her Standing Thereやジョンレノン(John Lennon)の歌うTwist and Shoutといった名曲がしっかり入っています。

『Please Please Me』全曲紹介はこちらから

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『ウィズザビートルズ』(With The Beatles)1963年11月リリース
21週連続1位という記録を作った2ndアルバム。1stアルバムと合わせると51週連続1位!!イギリスでは、ほぼ一年間ビートルズが1位とい異次元の記録を作っています。冒頭の3曲で心をわしづかみにされます。All My Lovingを聞いたら間違いなくファンになります。カバー曲も名作ぞろい!

『Please Please Me』の連続1位記録をストップさせたのがこの『ウィズザビートルズ』です。このアルバムも21週連続1位という記録を作っています。1stアルバムと合わせると51週連続1位!!イギリスでは、ほぼ一年間ビートルズが1位とい異次元の記録を作っています。

It Won't Be LongやAll I've Got to Doといった名作が収録されており、またカバー曲も秀逸です。でも何よりもAll My Lovingが収録されている点がこのアルバムの評価を高めています。

『With The Beatles』の評価と全曲紹介をみる

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『ハードデイズナイト』(A Hard Day's Night)1964年7月リリース
全曲レノンマッカートニー作品の唯一のアルバム。初期ビートルズらしい疾走感を感じられるご機嫌な名作です。ビートルズは映画の分野でも革命的な存在。これまでの音楽映画の胡散臭さを一新。今のロック映画の礎を気づいた作品と言っても過言ではありません。この作品がなかったら映画『ボヘミアンラプソディ―』もなかったかも…。

ビートルズの人気がアメリカを含む全世界を巻き込み、巨大化する最中にリリースされた作品です。ビートルズ主演映画のサウンドトラックとして作成されています。全曲レノンマッカートニー作品の唯一のアルバムです。初期ビートルズらしい疾走感を感じられるご機嫌な名作です。

収録曲に捨て曲はありません。超有名なA Hard Day's NightやCan't Buy Me Loveが収録されている他、I Should Have Known BetterやIf I Fellなど、ベスト盤に収録されていない佳曲が多く収録されています。

☺購入して不幸になった人を知りません。

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『ビートルズフォーセール』(Beatles for Sale)1964年12月リリース
ビートルズの人気が膨れ上がり、最も多忙な時期にリリースされた作品。個人的にはターニングポイントとなった作品だと思っています。歌詞に注目です。このアルバムを制作していたころのビートルズが何を考え、どう思っていたのか。ビートルズの主張が見え隠れしています。ビートルズ史においてこのアルバムもまた過渡期の重要作品のひとつです。

ビートルズの人気が膨れ上がり、最も多忙な時期にリリースされた作品です。他の作品に比べるとやや地味な感じがしますが、個人的にはターニングポイントとなった作品だと思っています。特にジョンレノン詩作の面でそれは伺えます。次作『ヘルプ!』よりも先にビートルズであり続けることの苦悩を歌っています。

前作が全曲オリジナルであったのに対して今作ではカバー曲が復活しています。よっぽど多忙だったのでしょう。ただ、そのカバー曲が実に素晴らしいです。Rock and Roll Music、Mr. Moonlightは一聴の価値ありです。オリジナル曲ではNo ReplyやI'm a Loser、I Don't Want to Spoil the Partyの歌詞に注目です。

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『ヘルプ!』(Help!)1965年8月リリース
タイトル曲のHelp!ほか、泣く子も聞き入るYesterdayが収録されています。この2曲が同じアルバムに収録されているんです。すごいことですよね。他のバンドの一生分のキャリア以上のものがたった1枚のアルバムに収録されているようなもの。クオリティに震えがきますよね。他にも隠れた名作I've Just Seen A Faceが収録されています。

2作目のビートルズ主演映画『ヘルプ!』のサウンドトラックとしてリリースされています。タイトル曲Help!ではビートルズであり続けることへの苦悩が歌われています。コンサート会場の巨大化、音楽を聞かずに叫ぶだけのファンなど、ライブへの興味が徐々に薄れてき始めてきたころの作品で、この1年後にビートルズはライブをやめてしまいます。

収録曲は、タイトル曲のHelp!ほか、泣く子も聞き入るYesterdayが収録されています。他にもボブディランの影響を受けたYou've Got To Hide Your Love Away、隠れた名作I've Just Seen A Faceが収録されています。

☺購入は人生への投資です。

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次はいよいよ黄金期!ビートルズ中期の作品です。

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