ジョージハリソンはビートルズ時代に何曲作ってる?何曲歌ってる?

ビートルズのメンバー

ビートルズ(The Beatles)の末っ子ジョージハリスン(George Harrison)はビートルズ時代に22曲を作曲しています。単独でヴォーカルをとっているのはカバー曲を含めて28曲。

リンゴスター(Ringo Starr)には作曲数とヴォーカル数で優っているものの、やはりジョンレノン(John Lennon)とポールマッカートニー(Paul McCartney)という巨頭には完全に圧倒されています。天才二人と比べれば当たり前と言えば当たり前ですが…。

この記事ではそんなジョージの曲をざっくり取り上げたいと思います。後期の作品に目がいきがちですが、インドな曲もたくさん書いていますし、初期のころの初々しさも、またよし!です。

ビートルズ以外のバンドにいたらジョージも4番でエース

よく言われるのが、ビートルズ以外のバンドにいたらジョージも4番でエース。歴史に”もし”は禁物ですが、私もそう思います。だって、後期の彼の追い上げはすごいですもん。

  • While My Guitar Gently Weeps
  • Something
  • Here Comes the Sun

ご存知、ビートルズ後期のジョージの代表作です。

Somethingに至ってはビートルズとしての代表曲に数えられるほど。今回の『アビーロード50周年エディション』もこの曲推しです。ジョージというビートルズ第三のコンポーザーもワールドクラスであることが証明されていますね。

ただ、ジョンとポールの背中を見続けてきたからここまでの成長ができたとも言えますよね。次に紹介するインドな曲なんかは、レノンマッカートニーと違うことをしようとした結果だと思います。

全英で17週連続、全米では11週連続1位となるなど世界的な大ヒットを記録したモンスターアルバム。Disc 2とDisc 3にはポール・マッカートニーが他アーティストにプレゼントした「グッドバイ」「カム・アンド・ゲット・イット」を収録。他にも未発表曲が多数収録!!

西洋のポピュラー音楽に東洋の音を持ち込んだ功績は計り知れない!

東洋(=インド)の音を持ち込んだ功績はとてつもなく大きいと思いませんか?これでグッとポピュラー音楽の幅は広がりました。ジョージのキャリアの中で、チャリティコンサートと並んでもっとも偉大なる功績の一つです。

初めてインド楽器を持ち込んだのが、ジョンの作品Norwegian Wood『ノルウェイの森』。

どっちかというと北欧。ジョンの助言もあったのでしょうが、全く関係のないインドの楽器シタールをジョージは演奏しています。

これはいい!

ジョージは本格的にインドに取り組みます。

  • Love You to (1966年)
  • Within You Without You (1967年)
  • Blue Jay Way (1967年)
  • The Inner Light (1968年)

そしてビートルズ中期から後期にかけて4曲のインドな曲を制作。最終的にThe Inner Lightという傑作を生み出すまでに至ります。

インド系の曲に関しては、ほぼ他のメンバーが制作に関わっていなかったりと、ジョージは独自な路線を歩んでいます。ジョンもポールも入り込めない独自のワールドを構築していきます。

初期のころ、ジョンに曲を作ってもらっていた末っ子ののジョージが!って感じです。初期のころも少し見てみましょう。

ビートルズの約8年間のキャリアの中で最も成長したジョージハリソン

初期のころ、ジョージはジョンに曲を作ってもらい、それを歌っていました。

  • Do You Want to Know a Secret
  • I’m Happy Just to Dance with You

この2曲がそうです。さすがジョンレノン!というクオリティです。

ジョージも曲を作っていたようですが、初期のころはクオリティ的にイマイチだったのでしょう。あまりレコーディングに採用されることはなかったようです。

初めてジョージの曲がレコードになったのがDon’t Bother Me 。『ウィズザビートルズ』に収録されています。続く2作目がYou know what to do。なぜかレコードに収録されていないのですが、私はこっちのほうが好きです。

ともあれ、こんな末っ子ジョージが中期にインドに独自性を見つけ、後期になると大名曲を連発するのです。成長著しいですね。レノンマッカートニーの背中を見ながらという影響もあったのでしょう。やっぱり環境って大事ですね。

Somethingを作ってもまだレノンマッカートニーに圧倒されていた?

後期になっても、ビートルズのレコードに収録されるのは圧倒的にジョンとポールの曲です。成長したジョージの作曲能力をもってしてもです。ジョージは不満だったことでしょう。

彼は一計を案じます。

『レットイットビー』の制作にプロデューサーとして参加していたフィルスペクターを招き、ビートルズ時代に書き溜めていたけど上の理由で発表できなかった曲を中心にしたソロアルバムを作成するのです。彼のソロの代表作『オールシングスマストパス』です。いまでは1970年代のロックの金字塔とも評価されているアルバムです。

『オールシングスマストパス』はアメリカで7週、イギリスで8週連続で1位を獲得します。

この結果に「参った!」と思ったのは同業者でしょう。こんな人物が第三のコンポーザーにいるビートルズというバンドの懐の深さに震撼したのではないでしょうか。

やっぱり、ビートルズはすごかった。

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