ビートルズ(The Beatles)のレコードの売り上げ枚数は遠い昔に10億枚に到達して、以降誰も数えていない状態です。すなわち、人類が把握できないほど売れています。
これは1960年代に生じた突発的出来事ではありません。今なお売れ続けているのがすごいところ。
ベスト盤『ビートルズ1』は2000年代で最も売り上げたアルバムに認定されていますし、『アビーロード』の50周年記念盤は50年ぶりにアメリカビルボードで1位を獲得しました。
音楽以外の話題にも事欠きません。最近ではビートルズをモチーフにした映画『イエスタデイ』も公開されました。
今なお続くビートルズ現象はどう説明されているのか?
残念ながら、明確な説明きいたことがありません。アカデミックの分野は何をしているんだ!と怒りすら覚えます。
唯一無二の文化現象を無視して何が学問だ!と叫びたいですが、叫んだところでどうにもなりませんので、自分自身でやるしかない!
ということで私が考えるビートルズの人気の秘密を4つ紹介します。なんの学問的裏付けもございません。ご了承ください。 読むのが面倒な方はYou Tubeでどうぞ
生み出した作品のクオリティが群を抜いている!!
当たり前ですね。作品にパワーがなければ人気は継続しないどころか、人気がでませんよね。では、ビートルズの作品はどれだけクオリティが高かったのか?
計測するのが難しいですが、ロックの専門雑誌『ローリングストーン』が全時代のアルバムベスト500を発表していますので、それを見てみましょう。
第1位 『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』
第3位 『リボルバー』
第5位 『ラバーソウル』
第10位『ザ・ビートルズ』
※2019年9月12日閲覧
一目瞭然ですね。ベスト10位に4枚のアルバムを送り込んでいます。驚きの記録をたたき出しています。やはりクオリティが尋常ではないのです。
では、なぜその尋常ならざるクオリティを発揮できたのでしょうか?
メインコンポーザーが二人以上存在するミラクルバンド
ビートルズという1つのバンドの中にジョンレノン(John Lennon)とポールマッカートニー(Paul McCartney)がいたことがミラクルなのです。
ビートルズ以外でもバンド内にコンポーザーが2人以上いるバンドは存在しますが、ジョンとポールほど高い水準で作曲能力が拮抗していたバンドはビートルだけでしょう。
しかも後期になるとそこにジョージハリソン(George Harrison)加わってきます。
ジョンだとA Hard Day's NightやHelp、Strawberry Fields Foreverなど、ポールだとYesterday、Hey Jude、Let It Be…、ジョージは圧巻のSomethingです。
3人がそれぞれメインで作曲した曲が世界中で大ヒットしているのです。加えて、曲調もさまざま。ターゲット層の幅広さもビートルズ人気を支える秘密の1つです。
まだまだありますよ。残りの二つは次のページで!
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