ジョージハリソンを聞くならビートルズのあの有名な横断歩道のアルバム

1968年-1970年(後期)

ごきげんいかがでしょうか。水中でもビートルズが聞けないか試行錯誤中です。

突然ですが、ビートルズのメンバーの名前、4人全員言えますでしょうか?

  • ジョンレノンとポールマッカートニーでしょ?
  • あ、リンゴもいたね。
  • あと誰がいたっけ?

ビートルズを聞き始めた青春の日、ふとそう思った人もいるんじゃないでしょうか。今回は、ビートルズ初心者に忘れられがちなジョージハリソン。彼の曲をご紹介します。ジョージの才能が爆発したのがあの有名な横断歩道のジャケットのアルバム『アビーロード』です。その『アビーロード』収録されているジョージの名曲をご紹介します。これでもうあなたはジョージを忘れられない。

美し過ぎてレノンマッカートニー作と間違えられる名曲サムシング

サムシングは『アビーロード』の2曲目に収録された曲です。ジョージハリソンの代表曲です。あまーいバラードで、聞けば間違いなくうっとりします。このサムシング。あまりに美しい名曲であるため、レノンマッカートニーの作品だと間違えられるらしいです。

うぉーらす
うぉーらす

ちょっと前までインド音楽に傾倒していたあのジョージが!?

という感じだったのでしょう。まあ何にせよ、レノンマッカートニーの作品と間違えられるほどの名曲をジョージは作ったのです。

ジョージのサムシングについてはジョンも称賛しています。もちろんポールも称賛しているのですが、ちょっと気になることがあります。ポールのベースです。ビートルズの曲の中で最も感動的なベースラインを披露しているのです。このベースが名曲たらしめている部分も否めませんが、どうせならジョージに手柄を独り占めさせてあげたかった。ジョージの最高傑作にベースの最高傑作をぶつけてくるあたり、さすがはポールマッカートニーです。

アンソロジーDVDの中で「ポールは何年たっても年上なんだ…」とつぶやくジョージ。二人の関係がこのサムシングという名曲の中で垣間見れるのです。

 

 清涼感にあふれる名曲 Here Comes the Sun

Here Comes the Sun は『アビーロード』の7曲目に収録されています。どこぞのおしゃれなカフェーが似合う曲です。リンゴのドラムが素晴らしく、またポールもなんとなく控えめな感じです。ジョンに至ってはレコーディングに参加していません。

ぐーじゅぶ
ぐーじゅぶ

間違いなくジョージを楽しめる曲だよ。

Here Comes the Sun は清涼感たっぷりな曲です。前の曲がジョンのI Want You (She's So Heavy)という点もこの曲の清涼感を演出しています。ジョンのI Want You (She's So Heavy)を聞いて驚かない人はいないでしょう。その衝撃のエンディングからのHere Comes the Sun の流れです。この流れ、急のつけ方がハンパじゃなく上手い!ジョンとジョージのコンビネーションが感じられます。勝手に感じているだけだけど。

ちなみにレコードだとHere Comes the Sun からB面がはじまります。つまりI Want You (She's So Heavy)で驚いたあとに、レコードをひっくり返すため一拍休憩をはさまなければならない。ところが今は連続で聞けます。レコード時代よりもHere Comes the Sun が引き立ってよく聞こえるのは私だけでしょうか。ぜひ、I Want You (She's So Heavy)とセットで聞いてほしい曲です。

巨大なレノンマッカートニーに独りで立ち向かったジョージハリソン

『アビーロード』からジョージハリソンの名曲を2曲ご紹介してきました。初期のころのジョージの曲と比べると、そのクオリティは雲泥の差です。わずか8年たらずで信じられないほど成長しているのが分かります。

いまでこそ、ビートルズ第三のコンポーザーとの名声を得ているジョージですが、こと曲作りという点では順風満帆ではありませんでした。巨大なレノンマッカートニーがいたため、作っても作ってもシングルどころかアルバムにも採用されない日々。それでもジョージはめげずに曲作りをし、最終的にはレノンマッカートニーを驚かすほどの名曲を『アビーロード』で届けてくれました。

ありがとうジョージ!

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