子供はものごころつく前からビートルズ体験をしている
ターゲットの幅広さもビートルズの特徴。犬に聞かせる曲も用意しているほどです。そもそもロックンロールを不良の音楽から一般大衆のものにしたのもビートルズです。
特筆すべきはキッズ向けの楽曲です。
Yellow SubmarineをはじめOb-La-Di, Ob-La-Da、All Together Nowがそれにあたります。子供はみんな大好きです。子供向けのテレビ番組、幼稚園、保育園で聞いてお遊戯です。ものごころつく前からビートルズに触れているのです。
そのインプリンティングが大人になったら効いてきます。
- あ、聞いたことある…、好き!
- この歌、なんか聞き覚えある…、好き!
- 聞いたことあるような、ないような…、好き!
- よくわからないけど…、好き!
という感じです。
これら楽曲は子供向けだけあってか、ユーモアたっぷり。そうですビートルズはユーモアのセンスも抜群でした。ジョンによる少々毒のはいったものも含め、ユーモアもビートルズの人気を構成する一要素であることは間違いありません。
ビートルズの記者会見はコメディーショウ
アメリカ初上陸時の記者会見の一幕。
- 記者「あいさつ代わりに一曲歌ってくれませんか?」
- ジョン「その前に金だ」
- 女性記者「服は誰が選ぶの?」
- ジョン「自分で選ぶよ。あなたは?」
- 女性記者「夫です。ところで気の進まない話題は?」
- ジョン「あなたの夫の話題」
などなど、その他にもいろいろと記者会見でふざけて世界中をからかっています。
- 記者「世界中をからかっている気分はどう?」
- リンゴ「楽しいよ」
- ポール「別に本気でからかっているわけじゃないよ」
- ジョージ「ほんの少しだけだ」
- ジョン「からかわれている気分はどうだい?」
人気が出ないわけがないですね。台本なしでさらりと返せる知的なユーモアのセンスはビートルズならではですね。記者会見語録はまだまだあるので、ぜひ調べてみてください。
まとめ ビートルズの人気の秘密を調べるのはおもしろい!
何の裏付けもないまま、つらつらと私が思うビートルズの人気の秘密を紹介してきました。まとめると…
- 楽曲がすばらしい!
- そのすばらしい楽曲を作る人が二人以上いるよ!
- 子供向けにも作ってるんだぜ
- ユーモアたっぷり
ここでは4つにとどめていますが、探せばまだまだでてくるはずです。ビートルズ人気の明確な理由を探し当てるのは難しいですが、こうしてあーでもないこーでもないと考えるのがとても楽しい!
もしかすると、あーでもないこーでもないと考える楽しさもビートルズの人気を支えるものの1つなのではないかという気がしています。
ビートルズをコンプリートするには全13枚のオリジナルアルバムとパストマスターズシリーズを手に入れる必要があります。興味はあるけど、躊躇してしまう…、途中で挫折してしまうかも…
そんな方でも安心してください。以下のページで全オリジナルアルバムの聞きどころを紹介しています。ちょっとしたアルバムガイドになっていると思います。ビートルズを聞けば人生が変わります。何事にも前向きになれます。ビートルズで人生を切り開いてください。
ビートルズ関連グッズはこちらからどうぞ
コメント