Love Me Doをジョンレノンが歌わなかったのはハーモニカが理由って本当?

ジョンレノン

ビートルズ(The Beatles)のハーモニカが気になっています。気になって気になって辿りついたのがLove Me Do。言わずと知れたビートルズのデビュー曲です。

作曲者はポールマッカートニー(Paul McCartney)。メインで歌っているのもポールマッカートニーです。

あまりに当たり前すぎてそれほど聞きこんでこなかったこの曲。いまさらながらよーく聞いてみるとジョンレノン(John Lennon)も歌ってるんですね。ほぼツインボーカルです。

この曲、もともとジョンによるヴォーカルを予定されていたそうです。それなのになぜかポール。原因はハーモニカにあるようです。

プロデューサーのジョージマーチンの一声でジョンからポールへ

「ジョン、ハーモニカを吹きながら歌うのは無理だろ。ポール歌ってみてくれ。」(想像)

ジョンからポールへヴォーカルが変更となったのは、プロデューサーのジョージマーチンのこの指示によるものらしいです。

レコーディングの過程でハーモニカを演奏として加えることになり、歌いながらハーモニカは吹けないという理由でジョンからポールへヴォーカルがスィッチした模様です。

2トラック時代ならではですねー。そして微笑ましい二人のチームワークですねー。

とまあ、何となくニコニコ思っていたのですが、最近年齢を重ねたせいか、なんだか怪しいと思い始めました。なんかにおう。出来すぎてないか…。

気づかれないように、自然な感じで、推しメン ポール

なんだか怪しいと感じたのは、ハーモニカの演奏。これ、ジョンじゃなきゃダメだったの?いや、もう一歩踏み込んで考えるてみると、ポールはハーモニカを吹けなかったの?という疑問が湧きます。

ベース、ギター、ドラム、ピアノなどなど…。なんでも演奏してしまうポールがハーモニカだけはだめだったなんていまさら信じられません。

ハーモニカを格好の理由に、ポールをデビュー曲のメインヴォーカルに据えたかったんじゃないか、ビートルズのフロントマンにしたかったんじゃないか。

そう怪しんでしまうのは私だけ?

ジョージマーチンを含めたスタッフ側は、ルックス的にGOODな"ポール推し"を画策してたんじゃあなかろうか。そう考えてみると…

  • 1stアルバムの1曲目はポールのI Saw Her Standing Thereだったな…
  • エドサリバンショウの1曲目もポールのAll My Lovingだった気がする…
  • ライブでしゃべってるのポールが多くね?

なんとも怪しい。やはりポール推し作戦は水面下で実施されていたものと想像します。

それでもポールマッカートニーは悪くない

例えポール推し作戦があったとしてもポールに罪はありません。ただ大人の事情に巻き込まれただけ。4人平等を標榜するビートルズなので、スタッフ側もそれは気をつかったでしょう。気が付かれないように、自然に、自然に。

「突然のヴォーカル変更で緊張したよ。声が震えてるのわかるだろ」

Love Me Doのヴォーカル変更に関するポールの発言です。

私の見立てによると声が震えていたのはポールじゃなく変更を指示したジョージマーチンだったんじゃないかと。努めて自然な演技をしたはずですから。

…と、ここまで書いてきて思い出したのはポールが初めて手にした楽器のこと。ラッパだったそうです。でもすぐにギターに持ち替えます。

ラッパが長続きしなかった理由は、吹きながら歌えないからとのこと。

!!

ということはハーモニカも?

もしかしたらポールマッカートニーはハーモニカを演奏できないのかもしれません。そうなると"ポール推し"作戦はどう考えればいいのだろう…。ビートルズは奥が深い。

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