少なくとも1日に3回は口にする"ポールマッカートニー(Paul McCartney)"という名前。実はこの"ポール"の部分、ミドルネームなんです。ファーストネームは"ジェイムズ"。だから…
本名はジェイムズ・ポール・マッカートニー
ちなみにポールの父親のファーストネームもジェイムズ、そして長男もジェイムズです。
ここでは意外と知られていないビートルズ(The Beatles)の豆知識を紹介いたします。ちなみに取り扱い注意なのは、TPOをわきまえてないと"面倒なビートルズマニア"扱いされるからです。
それではポールの名前ネタから始まったので名前ネタからスタートです。
ジョンレノンの息子、ショーンの名付け親はエルトンジョン
ジョンレノン(John Lennon)とオノヨーコとの間に生まれたの男の子の名前は、ショーン・タロウ・オノ・レノン。名付け親は何を隠そうエルトンジョンなのです。
エルトンジョンとはジョンのソロ時代にWhatever Gets You Thru the Night(真夜中を突っ走れ)で共演しており、結構親交は深かった様子です。
1973年秋くらいから1975年初頭までジョンとヨーコは別居していたのですが、やり直すこととなったものもエルトンジョンがジョンを招いたコンサートがきっかけ。
友好の証としてエルトンを名付け親に選んだそうです。
続いてもうひとつ名前のネタ…
Hey Judeの"Jude"はジョンレノンの息子の名前が由来
こちらは有名ですね。ビートルズの名曲Hey Judeにまつわある豆知識です。
1968年当時、離婚問題に揺れるレノン家の長男ジュリアンレノンをはげます歌としてポールが作ったのがこのHey Judeです。
だからもともとの曲名はジュリアンの愛称ジュールズを用いたHey Jules(ヘイ ジュールズ)でした。これだとジョンと先妻シンシアの子供の名前とバレバレなので、普遍性を持たせるために"Jude"になり、今に至っています。
今や世界中で歌われているHey Jude。世界中の人々がジュリアンを応援していることになります。なんまあ、うらやましい。
名前ネタから曲名ネタにシフトしたので続く3つ目の豆知識も曲名ネタです。
Eleanor Rigbyのリグビーさんは架空の人物ではなかった!
名作アルバム『リボルバー』収録のEleanor Rigbyにまつわる豆知識です。Eleanor Rigbyとはズバリ人名です。作者ポールによると、特定のモデルがいたわけでなく、なんとなくの連想からつけた名前とのこと。
ただ驚くのは、後に"ある教会"でこのEleanor Rigbyさんの名前が刻まれた墓石が発見されたことです。実在する人物だったんですねー。
しかもその"ある教会"とは1957年にジョンとポールが初めて出会ったセントピーターズ教会。奇妙な偶然。世にも奇妙なビートルズ伝説です。
Eleanor Rigbyと言えばYellow Submarineと共に両A面シングルとして1966年にリリースされましたね。なので続く4つ目の豆知識はYellow Submarine関連です。
アルバム『イエローサブマリン』がビルボード2位のときの1位は『ザ・ビートルズ』
アルバムのほうの『イエローサブマリン』です。ビートルズが世界に放ったアルバムで唯一No.1が取れなかったアルバムとして有名です。最高位は2位(ビルボードチャート)です。
その時の1位は前作の『ザ・ビートルズ』。
『イエローサブマリン』リリースが1969年の1月。前作『ザ・ビートルズ』が1968年11月リリースです。時期がカブるんじゃない?という危惧の通り、もろカブリでした。
ビートルズの1位をビートルズ自身が阻んだという、なんとも奇天烈なビートルズ伝説です。
- なんかビートルズの豆知識ない?
- あるよ
…的なシチュエーションに即座に対応できる豆知識5つでした。
まだまだビートルズにはアッと驚く豆知識がいっぱいあります。調べてみるのも面白と思いますので、おすすめです。これもビートルズの楽しみ方の1つです。
"面倒なビートルズファン"にならないように、くれぐれも情報の取り扱いにはご注意ください。
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