一曲だけある!?ビートルズのクリスマスソングを紹介

ビートルズについて

11月も半ばを過ぎると、意識しちゃいますね。クリスマス。今年は少し早いけどジョンレノンのHappy Xmas (War Is Over)聞こうかな、なんて楽しみもあります。

そこではたと気づいたことがあります。

ビートルズにはクリスマスソングがない!!!

正確には1曲あるのですが、ほとんど世の中に知られていません。なぜか?

ここではそのビートルズ唯一クリスマスソングを世に知られていない理由と一緒に紹介します。

唯一のクリスマスソング Christmas Time (Is Here Again)

ビートルズ唯一のクリスマスソングはChristmas Time (Is Here Again)です。知っている人のほうが少ないと思います。知っていても聞いたことない人もいるのではないでしょうか。

ビートルズがクリスマスソングを歌えば、ジョンのHappy Xmas (War Is Over)のように世界中でド定番になっていそうなものですが…、現実はそうではないのです。

理由は、ファンクラブ限定の作品だったからです。

メンバー全員で作詞と作曲をしています。途中でメンバーからのメッセージが挿入されています。さすがファン向け。

それにしてもいつ作ったのでしょうか。ファンクラブに配られたのが1967年なのでその付近かな?この時期、サイケデリックにどっぷりだったビートルズにしてはシンプルです。

この作品は長らく公式リリースされていませんでしたが、1995年にシングルFree as a Birdのカップリング曲として収録されました。そのほか、アルバムなどには収録されていません。

なので、シングルFree as a Birdを買えば聞けますが、なかなか手が出ない作品です。

ビートルズの曲には季節感がない?

歌詞が英語なので詳細には検討していないのですが、そういえばビートルズの曲には季節感がないような気がします。

あえてあげるならクリスマス商戦にあわせてリリースされた『ビートルズフォーセール』のジャケットが秋冬っぽいってことぐらいでしょうか。

ビートルズのことなので、季節感を排除したのにも理由があるはずです。

明確に語られているわけではないのですが、普遍性を持たせたかったのかなと思います。季節を限定すると、その時期にしか聞かれなくなる可能性が高いですから。

春夏秋冬いつでも変わらずビートルズ!

を実現できているのはこの戦略のおかげかなと。

季節感の排除はビートルズの世界戦略上、必要だったのかもしれません。例えば、ハワイの在住の人に冬を歌ってもあまり響かないでしょうし、逆に寒い国の住人に常夏ソングも響かないでしょう。

季節に限らず、宗教的なこともあるかもしれません。クリスマスはキリスト教のイベントですからね。イスラム、仏教、ユダヤ教…と、ビートルズファンは宗教も多種多様です。

そのあたりの配慮もなされているのかもしれません。

この点、メンバー自身が語っているのを見たことありませんが、そんな感じがします。

でもビートルズも人間です。何かの曲にうっかりと季節感を出しているかもしれません。それを探してみるのも、ビートルズのひとつの楽しみ方かもしれません。

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