12月8日のそれはもう悲しいジョンレノン(John Lennon)の命日を過ぎれば、もうすぐクリスマスです。クリスマスに聞く曲と言えば何でしょう?
- White Christmas
- 恋人たちのクリスマス
- ママがサンタにキッスした
定番ですね。クリスマスの時期、よく流れてますね。いい歌です。
ここにビートルズ(The Beatles)の曲が入っていないのがくやしー!!!と言う感じもしますが、それもそのはず、ビートルズってクリスマスソングを歌っていないんです。
1曲あるにはあるのですが、ファンクラブ向けのもので、正式リリース曲ではありません。
ビートルズとしては歌ってないけど、メンバーはソロ名義でクリスマスソングを歌っているんです。今回は、メンバーたちによるクリスマスソングを紹介します。
まずはジョンレノン(John Lennon)から。
クリスマスと言えばこの曲 Happy Xmas (War Is Over)
定番中の定番ですね。クリスマス時期になるとどこかしらか流れてきます。ジョンレノンのソロ時代の代表作です。
どことなく幸せな感じがするメロディなので、恋人たちのクリスマスにピッタリ…、と思いきや、歌詞をみるとかなりヘヴィー。
惚れたはれたのクリスマスソングとはほど遠い、ガチガチの反戦歌なんです。
official music videoは涙なしではみれません。心にズシンときて考えさせられます。さすがジョンレノンです。
クリスマスだからって浮かれている自分が恥ずかしくなりそうです。
the world is so wrong!!
こちらもよく耳にするWonderful Christmastime
ポールマッカートニー(Paul McCartney)が1979年にリリースしたクリスマスソングです。その名もWonderful Christmastime。さすがポール!!曲名だけでウキウキします。
ジョンのHappy Xmas (War Is Over)ほどではないですが、この曲もクリスマス時期によく耳にしますね。
あれ、この歌、ポールの曲だったの!?
…的な驚きのある曲です。
非常に強いメッセージを持ったジョンのHappy Xmas (War Is Over)とは異なり、ポールのこの曲はただ単純にクリスマスの喜びを歌っています。
だからもの足りない…、みたいなことを言う人もいますが、冷静に考えるとクリスマスソングってそんなもんじゃなかと思うんです。むしろ反戦と結びつけたジョンが特別なわけで…。
クリスマスソングを比べてみても二人の違いが分かるのは面白いですね。
リンゴによるビートルズカバー Christmas Time (Is Here Again)
この曲、Christmas Time (Is Here Again)こそがビートルズ唯一のクリスマスソングです。その曲をリンゴスター(Ringo Starr)はソロになってカバーしてくれているのです。
リンゴはビートルズファンの味方です。
そういえば令和元年にリリースとなったリンゴのアルバム『ワッツマイネーム』にはジョンの未完成曲Grow Old with Meのカバーが収録されていますね。
こういうことをちょいちょいしてくれるからリンゴが好きです。
この曲、Christmas Time (Is Here Again)は1967年にビートルズのファンクラブ向けに制作されたもの。ビートルズバージョンは、ジョンのおふざけが存分に楽しめます。なぞのスコットランド訛りの『蛍の光』も聞けます。
ビートルズバージョンはシングルFree As a Birdのカップリングに収録されていますので、リンゴバージョンと比較してみるのも面白いですよ。
リンゴはオリジナルになかなか忠実です。
というわけでビートルズメンバーのクリスマスソングでした。
!? ジョージハリソン(George Harrison)を忘れていました。
というか、ジョージのクリスマスソングを私は知らない。まだまだ修行がたりません。調べてみると、Ding Dong, Ding Dongがジョージのクリスマスソングらしいのですが、うーん、いまいちピンとこない。
歌詞をみても、クリスマスソングなのかどうか…。どっちかと言えば、大晦日ソングのようなきがします。本人はどう思っていたんだろう。
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