次世代通信インフラ5Gの時代はすぐそこにまできています。そこで我々がまず考えなければいけないのは、5G時代のビートルズ(The Beatles)の楽しみ方です。コネクティッドカーもいいけど、ちゃんと車内でビートルズが聞ける装備になっているのか気になります。
まずはざっくり5G時代の到来で何が変わるのか?
- 高速大容量通信
- 超信頼・低遅延通信
- 多数同時接続
なるほどね。こんなことができるようになるんだね。でも、これビートルズを聞いたり楽しんだりするのに何か関係あるの?そう思いましたよね。
実は、大きくありそうです。
専門家ではないので、本当に実現できるのかどうかの保証はございませんが、こんなことができればいいな、できるんじゃないかな、ま、ちと期待をしていることを共有いたします。
VRで疑似アビーロード横断体験が可能になる
まずは①高速大容量通信、②超信頼・低遅延通信、③多数同時接続の説明から。
①の高速大容量通信について。これはだいたいわかりますね。大容量をドーンと送れるようになります。今の4G時代の約10倍の速度だそうです。
そして②の超信頼・低遅延通信。いまいちピンとこない用語ですが「遅れないから安心」ということです。5Gの遅延は1ミリ秒らしく、4Gの10分の1なんですって。③の多数同時接続は、人がいっぱいいるところでも繋がりまっせということ。
期待できるのは、VRの分野です。
これらの特性を活かせば、VRによって自宅にいながら色んなことが体験できす。野球やサッカーの観戦もまるでスタジアムにいるかのように体験できるようになります。
ならば、応用すればアビーロードの横断も自宅にいながら体験できるようになるはずです。
例えば「株式会社ロンドンアビーロード横断社」なる横断代理店を設立します。その従業員が本人に代わって横断するというサービスを提供するのです。もちろん指定の時間帯で。横断しながら目線の映像を送ります。高速大容量で低遅延なので、あたかも自分が横断しているよう。
これで自宅にいながらアビーロードを横断できます。ロンドンまで行く資金のない方や高齢の方にピッタリのサービスじゃないでしょうか。値段は1往復から。10往復を注文すると1往復サービス!です。
そうなるとリバプール旅行代理店も考えられますね。航空チケットやホテルを代理で手配してくれる代理店ではなく、代理で旅行してくれる代理店です。つまんないだろうけど。
ビートルズのコンサートが令和の時代に楽しめるかもしれない
5G時代の動画配信のあり方として、「マルチアングル」という方向性があるそうです。これはいろんな角度から撮影して配信することで、観る人がいろいろな角度から楽しめるようになるもの。
「マルチアングル」はライブイベントやスタジアムでのスポーツ観戦への利用が想定されますが、であればビートルズのライブコンサート観戦への利用も一考すべきです。
ビートルズが演奏している映像は多く残されています。それを何とか無理やりにでも立体化して、「マルチアングル」で鑑賞できるようにする。最近のAIは画像の補完もできるようなので、できるんじゃないかな。
その立体化した映像をソフトにして大量に複製するのではなく、例えば"ヴァーチャルビートルズ"と名づけ、本物同様に世界各国をコンサートで回るようにすれば、1960年代の興奮が令和の時代に再現できます。アルバム『サージェント』のコンセプトがここで完成します。
"ヴァーチャルビートルズ"のコンサート会場は警官隊が警備にでるほどに人であふれかえり…という状態が再び起こるかもしれませんね。でも大丈夫、多数同時接続可能な5Gですから。
2020年に商用利用開始!?もう少しじゃないか!
5Gの提供は2020年が予定されているそうです。自宅にいながらアビーロードを横断できる時代も意外とすぐそこです。
ただ、この5Gはいっきに広がるかというとそうではないようです。需要の高いところから順にインフラが整えられていくため、需要の低い地域は後回しになるようです。
デジタル格差と言うようですが、そうなると後回しになった地域ではアビーロード体験や"ヴァーチャルビートルズ"体験ができないわけです。
インフラが整うまで、そしてビートルズがやってくるまで待つしかないですね。
歩行時間がもったいない!歩きながらも本を読みたい!
Amaonが力を入れているAudibleをどうぞ。40万冊以上の書籍を収録。会員になれば月額1,500円でお得に毎月1冊のオーディオブックを購入可能です。
無料体験できるので、まだ体験していない方はぜひ。
コメント