【ビートルズの凄さがすぐわかる】1960年代の40%の期間でアルバムが1位だった!

ビートルズについて
  • ビートルズってどこがすごいの?
  • 昔のことでしょ?イマイチピンとこないね。
  • エグザイルのほうがすごくね?人数多いし。

何度となく聞かれたこの手の質問。バシッと答えてやりましょう。1960年代のアルバムチャートの真実を語ってやりましょう。知ってしまったらぐうの音も出ないはずです。

ビートルズ(The Beatles)は信じられない数字をたたき出していました!

イギリスで約40%!アメリカで約35%!

この数字はビートルズ約8年間の活動期間中にアルバムが1位を獲得した割合です。1962年から1970年の期間の3分の1以上の期間でビートルズのアルバムが1位だった計算になります。

まだまだ。これだけではありません。驚きの数字は続きます。

読むのが面倒な方は動画もあります!Youtubeへ

ビートルズ人気絶頂の1964年のアルバム年間1位占有率は77%!

77%の1位占有率を記録したのはイギリスのアルバムチャートでのこと。同時期のアメリカでは、こちらも高水準の58%という数字を記録しています。

我々は驚くことしかできません。

1964年に至っては、ほとんどビートルズのアルバムが1位なのです。ビートルズが嫌いな人がいたらノイローゼになるんじゃないかというくらい1位です。まあ、いなかったから1位なんだけど。

ちなみに1964年のイギリスの残り23%はローリングストーンズが1位を獲得。アメリカの残り42%は、ルイアームストロング、モータウン関連、ビーチボーイズなどが1位を獲得しています。

ビートルズとの差は大きいですが、ローリングストーンズやビーチボーイズに関しては、さすが!ですね。

ん?ビートルズがたたき出したこの数字にまだピンとこない?

生まれたばかりの赤ちゃんがハイハイできるようになるまでずーっと1位

1964年のイギリスの驚愕の77%という数字で解説してみましょう。77%という数字を日数にすると281.5日です。元旦から数えていくと10月8日がちょうど281日目なので、残り0.5日分を加えると10月9日までずーと1位だったわけです。

計算してみて281.5日目がジョンレノンの誕生日だったことに驚いています。

昨日正月を迎えたと思ったら早いものでもう年末です。「歳をとると月日の流れが早くて…」なんて言っている場合じゃありません。ビートルズはまだ1位なのです。

約10ヶ月間ですよ。おぎゃーと生まれた赤ちゃんがハイハイをし始めるのがこのころ。赤ちゃんがハイハイできるまでに成長している間、ずーっと1位なのです。すごい!

ショボいライバルしかいなかったんじゃねーの?

だってエグザイルいなかったじゃん?みたいな声が聞こえてきそうです。先ほども触れましたが、ローリングストーンズもいましたし、ビーチボーイズもいました。その中でのこの記録です。

1960年代はロックのレジェンドたちがひしめいています。ローリングストーンズはもちろん、キンクスやザ・フー、クリームだって登場していますし、アメリカに目を向ければビーチボーイズ、ボブディランなどがいる。

レジェンドの大渋滞です。ビートルズにとっても決して楽な状況ではなかったはずですが、結果はここに書いた通り。ビートルズはずーっと1位でした。

どうだ参ったか!

もちろん局所的に他のミュージシャンの後塵を拝することもあったのでしょうが、実験を続け、進化を遂げながらこの数字をたたき出しているのはものすごいことです。

我々はもう参ったというしかありません。

ちなみにシングルの1位占有率もすごい数字なので記載しておきます。アルバムと違いサイクルが小さいので数字は小さくなりますが、それでもイギリスで平均19%、アメリカで16%でした。

ピークはイギリスで31%(1963年)、アメリカで34%(1964年)という数字。ピーク時は年間の3分の1以上の期間でビートルズが1位だった計算です。

こっちもすごい!

今回参考にした雑誌です
ビートルズのライバルとして3つのバンドを取り上げる。ボブ・ディラン。ビーチ・ボーイズ。そしてローリング・ストーンズ。彼らはビートルズにどう挑み、ビートルズは彼らをどう迎え撃ったのか。徹底的に分析する。

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