8月29日はビートルズカレンダーの中で重要な日付です。そうです。1966年のこの日、サンフランシスコのキャンドルスティックパークを最後にコンサートをやめてしまいます。
理由はいろいろと語られるところではありますが大雑把に言うと、
コンサートにあきちゃった。
というところでしょう。
このあたりロン・ハワード作の映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』で詳しく知ることができますが、ここでも少しだけビートルズ(The Beatles)がコンサートをやめるに至った過程を考えてみることにします。
拡大し続ける人気を制御できなくなったビートルズ
3人のお尻の動きで音を予想してドラムを叩いてた。
自分たちの演奏も聞こえなかった様子。ビートルズは演奏がイマイチとかぬかす人もいますが、こんな状況で演奏をしていたのです。そりゃイヤにもなりますわな。
ジョンレノンのキリスト発言
今では僕らのほうがキリストより人気がある。
いわゆるジョンのキリスト発言です。キリスト教はいずれ廃れる、ロックンロールとキリストを比較する、さらにはキリストの弟子を馬鹿にする。言いたい放題です。
イギリスの宗教観はそれほど厳しくなかったため「レノンのいつもの毒舌だぜ!」と、本国イギリスでは問題にならなかったのですが、アメリカはそうじゃなかった。バイブルベルトという信仰の篤い地域で大問題になった。ビートルズ排斥運動まで展開し、身の危険を感じるまでに発展。
いちおうジョンが謝罪はしたけど…
なんかめんどくせーな。
と、思ったでしょうね。昔の発言を取り上げていちいちうるせー。だったらもう何にも言わねーよ。とも思ったでしょう。この事件もビートルズが表舞台から一歩引くきっかけですね。
レコーディングに目覚めたビートルズ
コンサート?めんどくせーな
もう、限界だ。
もうダメだな、やめよう。
Love&Peace
コンサートをやめてからビートルズの活躍はご存知のとおり。ロックの金字塔『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』を生み出したり名作『アビーロード』を生み出したりと大活躍です。
そろそろまとめます。ビートルズがコンサートをやめた理由をごく簡単にいってしまうと…
客とマスコミがうるさい!&やりたいことが別にある
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