超簡単!アルバムでたどるビートルズの歴史◆アルバムのリリース意図を探る!

ビートルズについて

ビートルズ(The Beatles)は活動期間8年の間に12枚のアルバムをリリースしています。アメリカ版のマジカルミステリーツアーを加えると13枚です。

この13枚のアルバムはビートルズの歴史そのもです。

13枚のアルバムはビートルズの意図のもとにリリースされたものです。ということは、その意図を読み取ることで、また一歩ビートルズの全貌に近づくことができます。

ビートルズが"何を感じ何を考えて"アルバムをリリースしてきたのか?

ここでは、アルバムでたどるビートルズの歴史を紹介します。

デビューから人気絶頂を迎えるまで

1stアルバム『プリーズプリーズミー』

まずは1stアルバムの『プリーズプリーズミー』です。デビューアルバムということもあり、ビートルズがこのアルバムに込めたメッセージは単純です。

売れたい!人気者になりたい!

アルバムのタイトルからしてそうですね。シングル Love Me Do も邦訳すれば「愛してください」です。イギリスファンへのストレートなメッセージが込められているアルバムです。

2ndアルバム『ウィズザビートルズ』

1stアルバム『プリーズプリーズミー』はイギリスで30週連続1位を獲得します。アルバムに込められたメッセージは見事に成就したことになります。

そんな中でリリースされたのが『ウィズザビートルズ』です。邦訳すると「ビートルズと一緒」。

離しませんよ。

というビートルズからのメッセージです。この『ウィズザビートルズ』は、30週連続1位を記録していた『プリーズプリーズミー』に代わりイギリスで1位を獲得します。

意図通り、ビートルズはファンを離しませんでした。離れるどころか、その人気は制御できなくなるほど拡大していくことになります。

3rdアルバム『ハードデイズナイト』

込められた意図はタイトルの通りです。

忙しい!

特にこのアルバムがリリースされた1964年はアメリカへの進出も果たしています。アルバムやシングルのリリースに加え、主演映画の撮影、さらにはアメリカ、ヨーロッパツアーなど。

本当に忙しかったのです。その叫びがアルバムのタイトルに込められています。

4thアルバム『ビートルズフォーセール』

このアルバムは超多忙を極めた1964年の年末にリリースされています。クリスマス商戦にあわせてリリースされたこのアルバムはもう単純に、

買ってね!

だと思います。それにしてもビートルズの1964年の多忙ぶりはすごい!2枚もアルバムをリリースするなんて。どこに時間があったんでしょう。そうとう無理をしたに違いありません。

5thアルバム『ヘルプ!』

やっぱりです。無理をし過ぎたようです。「助けてくれ!」と世界に向かって発信しています。

1965年に入ってもビートルズは相変わらず超多忙な日々を送っていました。加熱するビートルズの人気、コンサートに来ても曲を聞かないファン、マスコミに追われる日々。そして何よりも自分たちのやりたいことができないことに対して、

助けてくれ!

と、メッセージを発します。この後、ビートルズは精神的に追い詰められ、やがてコンサートをやめてしまいます。このあたりはロン・ハワード監督の映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK -The Touring Years』が詳しいです。

アカデミー賞の受賞監督ロン・ハワードがビートルズのドキュメンタリーを作品に。ライブシーンや未公開映像などからビートルズのの社会的、文化的な意味に迫る。
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ビーチボーズとの関係が生み出した中期の名作アルバム

6thアルバム『ラバーソウル』と7thアルバム『リボルバー』

ビートルズはコンサートよりもレコーディングを優先させるようになります。表現の場としてレコードを選択して、ビートルズはレコーディングに没頭していきます。

そんな中でリリースされたのが6thアルバム『ラバーソウル』です。

中期の作品は、当時アメリカでライバルと目されていたビーチボーイズとの関係で見ていくと非常に面白く、かつ覚えやすいです。

ビーチボーイズと言えば『ペットサウンズ』です。その制作に『ラバーソウル』は多大な影響を与えたとのこと。リーダーのブライアンウィルソンが名言しています。その『ペットサウンズ』に驚いたのがビートルズです。負けじとビートルズはアルバム制作に取りかかります。そこで完成したのが7thアルバム『リボルバー』です。

ビーチボーイズのブライアンはビートルズの『リボルバー』に触発され、『ペットサウンズ』の次の作品『スマイル』の制作に取りかかるのですが…

8thアルバム『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』

ビートルズはビーチボーイズの『スマイル』よりも先に『サージェント~』を完成させます。ブライアンの精神状態の悪化から『スマイル』の制作を断念しました。『サージェント~』のプレッシャーも断念一因であるとされています。

コンサートをやめたビートルズはこのように次々と名作を生み出していきました。ただ良いことばかりではありませんでした。このころマネージャーのブライアンエプスタインが不慮の事故で亡くなってしまいます。

9th『マジカルミステリーツアー』

これまで抜群のチームワークを見せてきたビートルズですが、1967年の後半あたりから徐々にメンバーの心がバラバラになり始めます。まとめ役として大きな影響力を持ったブライアンの死はその後のビートルズに大きな変化をもたらします。

そのゴタゴタのなかでリリースされたのが『マジカルミステリーツアー』です。イギリスではEP盤としてアメリカでは半分ベスト盤としてリリースされました。

バラバラになったビートルズが最後に放った光

10th『ザ・ビートルズ』

ブライアンの死後、何かを求めるようにメンバーは瞑想にハマります。インドに瞑想旅行にも行きます。インドでの瞑想体験は次のアルバムの制作に大きな影響を与えました。それが10thアルバム『ザ・ビートルズ』です。

このころのビートルズはすでにバラバラになっていました。4人がそろってレコーディングする回数も減っていき、メンバーの心は次第にビートルズから離れ始めます。

ゲットバックセッション~13thアルバム『レットイットビー』

4人がバラバラにレコーディングするのではなく、初期のころのように4人がそろってレコーディングするスタイルに戻ろうと企画されて始まったのが"ゲットバックセッション"です。

ただ、時はすでに遅く、バラバラになった4人の心はビートルズに戻りませんでした。結局1969年の時点で、"ゲットバックセッション"はアルバムとして完成せずお蔵入りとなります。

このお蔵入りした"ゲットバックセッション"は後にフィルスペクターによって再編集され、アルバム『レットイットビー』としてリリースされます。

12thアルバム『アビーロード』

バラバラになった4人が解散を"覚悟"して再集結して作られたのが12thアルバムの『アビーロード』です。"ゲットバックセッション"の反省を込めて打ち込んだためか、非常にクオリティの高いアルバムが完成します。

そして『アビーロード』を最後にビートルズは解散します。

アルバムのジャケットには、慣れ親しんだEMIスタジオに背を向けて出ていく4人の姿が収められています。まるで解散を象徴しているかのようです。有名な横断歩道のジャケットにはこうした意味も含まれているのです。

 

以上がアルバムでたどるビートルズの歴史でした。参考にしてみてください。

なお、都合によりアルバム『イエローサブマリン』は省略してあります。あのアルバムに意図があったかどうかは不明です。

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