ダニーボイル監督の映画『イエスタデイ』、2019年10月11日にいよいよ公開されますね。ビートルズ(The Beatles)が存在しない世界で、唯一その存在を知っている主人公がビートルズの歌で人気者になっていくという話らしいです。公開前なので詳しくわからないのですが、ビートルズファンとしては期待が高まります。
映画の内容もそうなのですが、サウンドトラックも期待大です。…と思ったら、インポート盤ですが、すでに販売されていました。早速購入して聞いてみました。ここではこのサントラの聞きどころについて簡単に紹介いたします。3分程度で読みあがりますので、お付き合いください。
01. Yesterday
02. The World Is Universal (Universal Fanfare) ※
03. Summer Song ※
04. Interlude I: A Day In The Life ※
05. I Saw Her Standing There
06. Something
07. Let It Be
08. Interlude II: Strawberries ※
09. Carry That Weight
10. Here Comes the Sun
11. The Long & Winding Road
12. Interlude III: Gorleston Beach ※
13. Help!
14. Yesterday
15. She Loves You
16. A Hard Day's Night
17. Something
18. In My Life
19. Interlude IV: Train Tracks ※
20. I Want To Hold Your Hand
21. Back In The U.S.S.R
22. All You Need Is Love
23. Interlude V: Yesterday's Rain ※
24. The Long & Winding Road
25. Hey Jude
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Interlude VI: Life Goes On ※
※はビートルズの曲ではございません
シーラブズユー、抱きしめたい、ハードデイズナイト、ヘルプも収録!ビートルズの超有名曲が多数
収録曲は、いわゆるツウ向けではなく、広く門戸が開かれた内容になっています。さすが映画のサントラです。ビートルズにあまり詳しくない人にとっても取っ付きやすいです。
特にシーラブズユー、抱きしめたい、ハードデイズナイト、ヘルプといった、アップテンポの名曲が収録されているのがうれしいですね。改めてシーラブズユーや抱きしめたい、ハードデイズナイトを聞くと、「若さ」を感じます。ビートルズはいつまでたっても若さの象徴です。
ビートルズのど定番の曲の中でも特におすすめなのがヘルプです。パンクアレンジされています。ビートルズが存在しない世界にどうやってパンクは存在するの?みたいな疑問はありますが、気にしないでおきます。歌詞がヘルプの内容なので、日本独特の青春パンクみたいになっています。ヘルプのパンクアレンジはなかなかおすすめです。
イエスタデイはもちろん、レットイットビー、ヘイジュードも収録!サムシングもあるよ。
私が勝手に認定するビートル三大バラード、イエスタデイ、レットイットビー、ヘイジュードももちろん収録されています。主人公役のヒメーシュ・パテルって人の声的にアップテンポの曲よりもスローな曲のほうがあっているような気がします。
おすすめは、サムシングもなかなか良いのですが、なんといってもレットイットビーです。ヒメーシュ・パテルの声が美しく響ています。一聴の価値ありだと思いますので、機会があれば聞いてみてください。
あらためて気づかされるビートルズの楽曲のすばらしさ!
映画の予告動画を見ていて感じたのは、「ビートルズってヒット曲が多いな」です。いまさら何をって感じなのですが、率直にそう思いました。
例えば、シーラブズユーがあり、レットイットビーがあり、イエスタデイがあります。うち一曲でも持ち歌として持っていれば、ロックの歴史に名を残せているでしょう。そのレベルの楽曲がゴロゴロあるのは、やっぱりビートルだけだと思います。
しかもキャッチーなだけでなく、マニアックな曲も持っている。マニアックでありながらポップという不思議な曲もあります。誰が言ったか、最もキャッチーな曲を創作する前衛集団というのがビートルズにはぴったりきます。
とにもかくにもこの映画『イエスタデイ』のサントラは、おすすめ。他のミュージシャンが演奏するビートルっていうのもまた良いものです。
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