今では一般的な車の窓ガラスに貼るスモークフィルム。世界で初めて貼ったのは何を隠そう…
ビートルズ(The Beatles)のジョンレノン(John Lennon)!!
と言われています。1965年ごろ自信が所有するロースロイスに特注したとか。人気者は大変ですね。プライバシーの保護が理由です。ちなみにフロントガラスに貼って警察に怒られたのもジョンが初だとか。こちらは本当でしょうか?
ここでは意外と知られていないビートルズのトリビアっぽいのを紹介します。明日すぐに披露できる知識です。
それでは2つ目の豆知識。ジョンが作ったトレンドから…
ジョン レノンは眼鏡をかけるのが嫌だった
ジョンレノンと言えば丸メガネみたいなイメージありませんか?憧れて何度となく挑戦したことか。でも、当のジョンレノン、近眼の彼は、若いころメガネをかけるのが嫌で嫌でしょうがなかったとか。
それもそのはず、当時のメガネは医療機器の範疇にあり、ファッションとは無縁のものだったのです。
そこに登場したのがメガネをかけたロックンロールのヒーロー、バディホリーです。当時のメガネっ子に勇気を与えたことでしょう。ただ、それでもなおジョンはメガネをかけているのを見られるのを嫌がっていたそう。
ジョンが堂々とメガネをかけ始めたのは、主演映画『How I Won The War』から。役作りでかけたダサいメガネが世界的に大流行。そこで味をしめたのか、以降ジョンはメガネを人前でもかけるようになります。
ジョンレノン=丸メガネのイメージはここで定着したのです。
ちなみに、映画『How I Won The War』でかけていたメガネはイギリスの国民健康サービス(NHS)が支給したもの。つまりイギリス政府が負担したものでした。
この映画『How I Won The War』のすぐ後に制作されたのが『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』。ジョンのメガネ同様、様々なトレンドを生み出したアルバムです。
次は『サージェント~』が生み出したトレンドを紹介…
アメリカ・イギリスで初めて歌詞を記載したアルバムをリリース!
今だとアルバムを買うと歌詞カードがついているのは当たり前なのですが、当時はそうではなかったようです。特にイギリスやアメリカでは歌詞カードなんてものは一般的ではありませんでした。
そんな中、ポピュラー音楽史上最もエポックをメイキングしたアルバムがリリースされます。そうです。『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』です。
このアルバムのジャケットに堂々と歌詞が記載されているのです。英米に限ると初!。以降、歌詞の記載や歌詞カードの封入は当たり前に。
歌詞へのこだわりが垣間見えたところで、次は秀逸な歌詞でお馴染みのあの曲から…
ビートルズの作品には宇宙人に向けて流されている曲がある
4つ目の豆知識はAcross the Universeから。歌詞が秀逸なこの曲は、日本の松尾芭蕉の俳句に影響をうけているとか。
なんかどことなく和を感じるなーと思っていましたが、実は曲名の通り宇宙を感じる曲でもありました。
この曲、Across the Universeは宇宙人に向けて流されているのです。
NASAの50周年を記念して2008年2月に北極星に向けて流されています。当時、ちょっとした話題になりました。それを受けてのポールマッカートニーの発言がこれ。
NASAよくやった。 異星人によろしく!
カッコイイ!
そして、宇宙を超えるビートルズは時代も超えるのです。5つ目の豆知識は人類の誕生に関係するものです。
ビートルズの曲から名前をつけられたアウストラロピテクスがいる
その名は"ルーシー"です。
1974年にエチオピアの北東部で発見された318万年前の化石人骨です。詳しくはよくわかりませんが、もっとも初期に発見されたアウストラロピテクスのものであり、骨が多く残っていることから貴重な資料とされているようです。
"ルーシー"の名の由来はビートルズのLucy in the Sky with Diamondsです。
Lucy in the Sky with Diamondsは1967年のアルバム『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』に収録された曲。
リリースから7年、これだけのスパンがあってなぜ命名!?と思ってしまいますが、おそらく発掘者がファンだったのでしょう。名前は"ルーシー"になりました。
- なんかビートルズの豆知識ない?
- あるよ
…的なシチュエーションに即座に対応できる豆知識5つでした。
まだまだビートルズにはアッと驚く豆知識がいっぱいあります。調べてみるのも面白と思いますので、おすすめです。これもビートルズの楽しみ方の1つです。
でも、この知識、取扱注意です。場所とシチュエーションを見誤ると"面倒なビートルズマニア"のレッテルが貼られてしまいます。
くれぐれも取り扱いにはご注意ください。
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