朝起きて、会社に行きたくない、学校に行きたくないと思ったら
行かなければいいんじゃないでしょうか。
家で『A Hard Day’s Night(ア・ハード・デイズ・ナイト)』をひたすら聞きましょう。
そしてすべて忘れましょう。
会社や学校に行きたくないのは、心が疲れている証拠。
多くの場合、人間関係が理由じゃないでしょうか。
嫌な上司、面倒な部下、気に食わないクラスメイトたちが、その疲れの原因です。
なぜなんでしょう。
彼らは頭の中を支配して、ポジティブなマインドを奪いにくる。
そんなことをしても彼らに良いことはないんだけれど、なぜだかそう仕掛けてくる。
仕方がない。忘れましょう。逃げましょう。
人間関係に疲れたら家で『ア・ハード・デイズ・ナイト』です。
それで解決です。
ア・ハード・デイズ・ナイトの冒頭の「ジョワ~ン」を聞けば大概OK
ビートルズサイドもどうやって弾いたのかわからないと言っている冒頭のイントロ。
本人たちが分からないんだから誰もわかるわけがない。
そんな適当でいいの?と思ってしまいいますが、世の中そういうものです。
のちにAll You Need is Loveでジョンレノンが歌っているように、
「わからないものをわかろうとしても無駄」なのです。
無駄なものは無駄。
こじれた人間関係の修復を試みても無駄です。
だったら気にしなければいい。
つまらない人間関係を気にするよりも目の前のビートルズのアルバムに集中するほうが大切です。
聞けば必ず癒される最強のマインド・フルネス・ツールです。
収録曲13曲すべてがレノン・マッカートニー作品の唯一のアルバム
クオリティを疑うほうが難しい。
A Hard Day’s Nightをはじめ、I Should Have Known BetterやCan't Buy Me Love、
I'll Cry InsteadもYou Can't Do Thatも実にいい。
ヒーリング効果ありです。
何よりもこのアルバムからはメンバー同士の仲の良さが感じられます。
ジョンが歌うにキーが高すぎる高音部を代わりに歌うポール、
まだ曲が書けないジョージにジョンが代わりに書いてあげたI'm Happy Just to Dance with You。
IF I Fellでのジョンとポールの見事なハモリ。
どれもこれも仲良くなくてはできないことです。
そして、リンゴスターにいたっては・・・?
リンゴスターが歌っている曲がない!ビートルズ内の人間関係は大丈夫?
アルバムには14曲の収録を基本方針としていたビートルズです。
1曲分の枠があるにも関わらずリンゴの担当曲がない。
いろんな書籍や文献にあたってみても、この理由に深く言及しているもはなく、
「忙しかったからじゃね?」みたいな感じでかたずけられている。
真実はたぶんそんな理由からなんでしょうが、
万が一、そんな単純な話じゃなかったとしたら大変なことです。
バンド内の人間関係に決定的な溝ができていたことになります。
ところが当のリチャード・スターキーさんは一切気にしている様子がない。
例えば、これに似た事象が一般人の我々に起きたとすると…
- もしかしていじめられている
- 組織に必要とされていないんじゃないか
- 期待されていないんじゃないか
- 遠回しの退職勧告…?
「人間関係が…」などといろいろ考えてしまいがちです。
一方、リンゴは一切気にしていない。陽気にビートルズでドラムを叩いています。
もう、さすがとしか言いようがない。
人間としての度量の大きさをリンゴスターはこのアルバムで見せてくれます。
歌う曲があろうがなかろうが、人間関係がどうであろうがまったく気にも留めてないのです。
朝がつらい方、このリンゴイズムを参考にしてみてください。
肩の荷がおりて、すーっと楽になりますよ。
『A Hard Day’s Night]』収録曲
- A Hard Day's Night
- I Should Have Known Better
- If I Fell
- I'm Happy Just to Dance with You
- And I Love Her
- Tell Me Why
- Can't Buy Me Love
- Any Time at All
- I'll Cry Instead
- Things We Said Today
- When I Get Home
- You Can't Do That
- I'll Be Back
『With The Beatles』が聞きたい気分?
いや、『Beatles for Sale』だな
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