ビートルズのメンバーが飼っていたペットって気になりませんか?気になりますよね。わかります。なので、ちょっと調べてみました。
まずはジョンレノン。彼は猫派です。中でもペルシャ猫が大好きで、ビートルズ時代からダコタの時代まで常に飼っていたそうです。ずぼらな性格の彼ですが、こと猫の世話は率先してやっていたほどの猫派でした。
ポールマッカートニーは完全なる犬派です。現在は、牧場をもっていろいろな動物を飼っている彼ですが、ビートルズ時代は犬を飼っていました。イングリッシュ・シープドッグから始まり、ヨークシャーテリア、ラブラドールといった犬遍歴を持っています。
ジョージハリソンは猫派。パティと結婚していた時にペルシャ猫を飼っていました。リンゴスターは、犬を飼っていました。彼自身は犬を苦手にしていましたが、子供たちにせがまれてエアデールテリアを3匹かっていたようです。
ということでビートルズは犬派2名と猫派2名にキレイに分かれます。楽曲面ではどうかというと、おそらく猫はでてきません。カバー曲であれば、Three Cool Catsを『ザ・ビートルズ・アンソロジー1(The Beatles Anthology1)』で披露していますが、オリジナルは見当たりません(あるかな?あったら修正します)。
対して、犬の曲はあります。ここではビートルズの犬作品を紹介したいと思います。
ジョンレノンが歌う犬たちの名曲
ジョンレノンの犬ソングで、まず思いつくのが、A Hard Day's Nightです。歌詞に、"~working like a dog"とあります。時系列的には、おそらくこの曲が初の犬体験となるビートルズの曲です。ただ、これは慣用句として用いられているので、正確には犬体験とはいえません。
完全なる犬体験はHey Bulldogまで待たなければなりません。この曲の歌詞には、ブルドッグはもちろん、シープドッグも出てきます。猫派のジョンがなにゆえに?と思いますが、この曲の制作エピソードを知れば納得です。当初、Hey Bullfrogというタイトルだったのですが、ポールがふざけて犬の真似をしたところ、Hey Bulldogにタイトルが変更されたとうもの。嘘か誠かわかりませんが、このエピソードが本当だとすると、曲の誕生に犬派が関与していたことになります。
あと、直接犬を歌っていませんが、I Feel Fineのエンディングにわずかに犬の鳴きまねが聞こえるのですが、あれは何なのでしょうか。
ポールマッカートニーが歌う犬たちの名曲
ポールマッカートニーが歌う犬ソングは、Martha My Dearです。1968年リリースのアルバム『ザビートルズ(The Beatles)』収録の曲。
歌詞を見ると犬とも何とも一言も書いていなく、ともするとガールフレンドに向けらているような普遍性を持った歌詞になっています。ですが、「マーサ」は当時飼っていた飼い犬の名前なので、犬ソングであることはバレバレです。多分マーサはメス犬なのでしょう。後年、ポール自身も犬の歌だと認めています。
もう一曲。こちらは犬について歌った曲というよりも、犬に向けられた曲です。サージェント・ペパー・インナー・グルーヴと呼ばれる曲です。アルバム『サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド』のエンディングに挿入されている「犬にしか聞こえない音域の音と意味不明な会話」の部分です。
「犬にしか聞こえない音域の音」を挿入した理由は諸説ありす。気になるのが、ジョンによる「犬に嫌がらせをしてやろう」という説です。本当なのかどうかわかりませんが、猫派だからといって犬いじめをすることはないだとうに…と思ってしまいます。
他にも犬が登場する曲があるかもしれません。見つけ次第追記いたします。以上、ビートルズの犬ソングでした。
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