【簡単】手っ取り早くビートルズの魅力を知る方法【ポイントは2つだけ】

1965年-1967年(中期)

ビートルズ(The Beatles)の魅力を知る方法は簡単です。

ビートルズの音楽やスタイルにハマればいいのです。ハマり方は超簡単。2つのポイントを押さえておくだけでOKです。

  1. まずは中期ビートルズにフォーカスする
  2. ポールマッカートニーの作品を集中的に聞く

これだけでだいたいの人はビートルズの魅力にとりこになります。

好きになると、ますます知りたくなります。書籍でビートルズを学ぶようになり、気づけば立派なビートルズファンの出来上がり。

今回、なぜこの2点なのかを解説します。

手っ取り早くビートルズの魅力を知る方法

くどいようですがこの2点だけでOK。

  1. まずは中期ビートルズにフォーカスして聞く
  2. ポールマッカートニーの作品を集中的に聞く

ビートルズをネットで検索すると、情報が大量に出てきて、何から手を付ければいいのかわからなくなります。でも大丈夫。超簡単なマニュアルを用意しました。

その① 中期ビートルズにフォーカスして聞く

まずは聞く時代です。中期の作品を集中的に聞きましょう。

ビートルズの中期の作品とは、アルバム『ラバーソウル』から『マジカルミステリーツアー』の4枚を指します。年代だと1965年から1967年の期間です。

 初期、中期、後期の詳しい解説はこちらから

初期ビートルズも後期ビートルズも魅力的でいいのですが、初期だとちょっとポップに寄りすぎていて、後期だとやや渋すぎる感じがします。

ほどよくポップでマニアックな中期ビートルズがおすすめです。

ちょうどビートルズがスタジオで実験的な音楽を作り始めたのがこの時期。ビートルズの最高傑作と称される『リボルバー』、1960年代カルチャーの象徴的アルバムの『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』を生み出したのが中期です。

アルバムの聞く順番はリリース順がいいでしょう。

注意点をあげるなら、『サージェント~』を1枚目に聞かないようにすることです。この作品を聞くにはビートルズ歴が長いファンでも気合いが必要です。

その② ポールマッカートニーの作品を聞く

中期の4枚の作品のなかでもポールマッカートニーの作品を中心に聞くのがおすすめです。

ほどよくポップを残す中期と言えど、最初に聞くにはハードな作品もあります。『ラバーソウル』はそれほどでもないのですが、時代が下るにつれハードなのが増えます。

  • ジョンレノン → サイケデリックサウンドにどっぷり
  • ジョージハリソン → インド音楽にどっぷり
  • リンゴスター → 曲を作ってない

中期ビートルズの魅力は、ジョンやジョージの曲にあると言っても過言ではないのですが、まずはファンに優しいポールの作品を聞いてください。

"ほどよくポップ"の部分を全面的にポールが担っています。

どの曲がポールの作品なのか分からない!!

押さえておくべき中期のポールマッカートニー作品を選んでみました。

  1.  Michelle 『ラバーソウル』
  2.  Here, There And Everywhere 『リボルバー』
  3.  For No One 『リボルバー』
  4.  Got To Get You Into My Life 『リボルバー』
  5.  Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 『サージェント~』
  6.  Your Mother Should Know 『マジカルミステリーツアー』
  7.  Hello, Goodbye 『マジカルミステリーツアー』
  8.  Penny Lane 『マジカルミステリーツアー』

実に素晴らしい楽曲たちです。特に『リボルバー』に収録されている3曲は必ず押さえておきたいところ。ポールの作品だけでも十分に楽しめます。

これらの作品を聞き"中期の音"に耳を慣らしていきましょう。

そうすると不思議とジョンの曲も心なしか聞きやすくなってきます。あのわけの分からなかったTomorrow Never Knowsも心地いい。I am the WalrusでGoo Goo G'Joob。

ジョージのインドでカレーです。

まとめ 中期ビートルズを制すれば魅力はわかる

ビートルズの最盛期はいつか?中期です。いろんな意見がありますが、中期と言い放っても間違いではないです。

その証拠に、ロックの専門誌『ローリングストーン』誌によるオールタイムのアルバムランキングで、ビートルズはトップ5に3枚のアルバムがランクインしているのですが、すべて中期の作品です。

アルバムランキングについて詳しくはこちら

つまり中期ビートルズを制すれば魅力はわかったも同然なのです。

ただ実際のところ、魅力を感じるには少々ハードルが高い曲があるのも事実。だからこそポールマッカートニーの曲を聞いて耳を慣らすのです。

ポールの曲はイージーなの?

そういうことではありません。ポールの曲は"ポップ"と"マニアック"の縫い目が分からないほど完成されているのです。

メロディアスでいてマニアック。ポールを聞けば中期の音に耳が慣れるのはこのためです。徐々になれてきたらジョンやジョージを聞いていきましょう。

それでは、まとめです。

  1. まずは中期ビートルズにフォーカスして聞く
  2. ポールマッカートニーの作品を集中的に聞く

この2点を抑えておけば必ずビートルズにハマります。魅力のとりこになることでしょう。

 

アップテンポで疾走感ある曲というよりも、Norwegian Wood (This Bird Has Flown)、Michelle、Girl、In My Lifeといったミドルテンポの名作がたくさん収録されているアルバム。初期のものとは違う、ちょっと落ち着いたサウンドがここにはあります。このサウンドもまたビートルズの一部であることを『ラバーソウル』を聴くことで体感することができます。
『リボルバー』ほど幅広いファンに届くアルバムはちょっと見当たりません。初期サウンドの香りを残しつつサイケデリック方面に向かっていく前衛集団としてのビートルズが聞けます!各所に実験的要素がちりばめられた前衛的な作品。それでいてキャッチーです。相反するであろうこの二つの要素を何の苦も無く合体させているのがビートルズの凄いところ。
ロック史上初コンセプトアルバムでビートルズの最高傑作と言われている作品。最後の曲のA Day in the Life は聞き逃さないでください。このA Day in the Lifeだけでもこのアルバムを聞く価値があります。後世に残した影響は計り知れず、生み出したフォロワーも数知れず。このアルバムがなければロックが今の地位は築けていなかったと思います。
アルバムのハイライトは何といってもI Am The Walrusです。ジョンレノンによる作品で「100年たっても飽きない何かがある」楽曲です。前半6曲は同名テレビ映画用に作られたサントラ。後半は珠玉のシングル集。Strawberry Fields ForeverとPenny Laneが収録されていて名作じゃないわけがない!

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