ビートルズ(The Beatles)の音楽を楽しんだら、観光も楽しみましょう。世界中にはビートルズ観光ができる優れた国々がたくさんあります。ここではそんな国々を厳選して3ヶ国紹介します。
紹介する国は、カリブ海のキューバ、東欧だったチェコ、やっぱり王道のイギリスです。
イギリスは誰もが知ってるビートルズの母国で納得ですが、チェコやキューバに関してはその関連性についてピンとこないかもしれません。多くの人はそうでしょう。
だから大きな声で言えるのです。
- やっぱ、ビートルズ的自由を感じるならチェコしかないな
- キューバのジョンレノン像のとなりで葉巻をすえることこそ世界平和なんだよ
飲み会などでぼそりとつぶやくのです。まわりのビートルズファンの一歩先を行く感じがでるはずです。ということでさっそくキューバから。
ジョンレノン公園がある国 キューバ共和国
1国目はカリブ海に浮かぶ島国キューバです。ご存知、社会主義の国です。キューバ危機なんかもあったように鉄のカーテンの東側で、ビートルズのいた西側とバチバチやりあっていた国です。
1960年代当時、ビートルズの音楽はいわゆる"敵性音楽"として禁止されていました。フィデル・カストロによると俗悪な商業主義の音楽だったそうです。
ところが時代を経た今、ビートルズの音楽は解禁されています。
しかも首都ハバナにはジョンレノン公園という名の公園もあり、ここにはジョンレノン(John Lennon)の銅像が設置されています。ジョンの死から20年を経た2000年にカストロはジョンの音楽や思想に敬意を表したのだそう。
いろいろと政治・思想的にややこしそうですが、素直にキューバの人に対しておめでとうと言いたいですね。ちなみにジョンレノン公園と名前が付けられた時の記念式典では、ビートルズの曲でコンサートが催されたそうです。
キューバ共和国。ぜひ行ってみたい国です。ハバナでジョンの銅像を観たついでにカンクンでスキューバやりたい。
ビートルズは民主化の象徴 チェコ共和国
東欧の美しい国です。普通に観光地として候補にあがる国だと思いますが、見落としてはいけません。ビートルズ関連の観光素材がチェコのプラハにもあるのです。
それが"ジョンレノンの壁"です。
キューバの銅像といい、ジョンは人気ですねー。チェコのプラハのジョンレノンの壁は、ジョンがお隠れになった1980年に、彼の想いを継ぐ人々が自然発生的に肖像画などを描くようになって今に至るようです。
ジョン自身、チェコもプラハも訪れたこともなく、いわば縁もゆかりもないはずなのですが、なぜこんなにも愛されているのでしょうか。
想像の域をでませんが、チェコの人々にとってビートルズ(ジョンレノン)は民主化や自由の象徴である可能性があります。
かつてチェコスロバキア社会主義共和国(1960年-1989年)だったころ。西側諸国の音楽が"敵性音楽"として禁止されているさなかにあってもビートルズのHey Judeは人々に支持されていました。
1968年のプラハの春と呼ばれる民主化運動の際、チェコスロバキアの国民的歌手マルタ・クビショバがチェコ語でカバーしたのをきっかけらしいのですが、ここから連綿と続く人々の想いがジョンレノンの壁を誕生させたのではないかと想像します。
…というのをジョンレノンの壁の前で想像するのはいかがでしょうか?プラハの街並みも良いけど、かつて東側と呼ばれていた国に住んでいた人々にビートルズを介して想いを巡らせるのも、旅の喜びだと思います。
やっぱりここだけは外せない!ビートルズの母国イギリス
最後は、、当たり前ですが、イギリスです。やっぱりここは外せません。出身地だけあってビートルズの濃度が違います。
ロンドン?リバプール?迷うところですが、まずはリバプールです。
おすすめは日本ーオランダ経由のリバプール着という航路。オランダの名前からして響きの良いスキポール空港からジョンレノンリバプール空港に降り立つ航路です。これだけでドキドキしますね。
リバプールに降り立った後は、もう基本的にめぼしいところに行けばビートルズ関連の観光地にぶち当たります。
詳しくはこの記事(↓)を参考にしてほしいですが、基本的にウロウロするだけで楽しいです。
宿泊はもちろんハードデイズナイトホテル。余裕があればジョンレノンスイートの部屋に泊まってもいいでしょう。ワクワクしてきました。
旅程に余裕があれば、足を延ばしてロンドンへ。アビーロードを横断して伝説の生き証人になるのもまたよし!です。
あー、イギリス行きたい。
ということで、やや偏りがあるものの、おすすめビートルズ観光地でした。特にキューバとチェコは観光のついでに立ち寄るのもいいかと思います。
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