今回はポールマッカートニーの曲がテーマです。「イエスタデイ、ヘイジュード、レットイットビーは知っている。」「ほかにどんな曲があるんだ?はやく教えろ!」という人のために、ビートルズ初期のころに焦点を当て、3曲を紹介いたします。
有名なシングル曲とイエスタデイは除いて紹介するよ。
新しい時代の幕開けにふさわしい I Saw Her Standing There
1曲目は I Saw Her Standing There 。デビューアルバム『プリーズプリーズミー』のオープニングを飾る曲です。歌詞は男女の出会いを描いた他愛もないものですが、若さと勢い、エネルギーと生命力がこの曲には込められています。
冒頭のポールによるカウント「1、2、3、4!」がカッコいい!ビートルズが世界中の人々の価値観を大きく変えた存在だとすれば、このカウントの4秒は非常に意味のあるものだと思いませんか?文化の転換点となった曲です。押さえておくべきでしょう。
天才ポールマッカートニーの証 All My Loving
All My Lovingを聞いてビートルズのファンにならない人がいるでしょうか。「残念ながらポールが作った曲だ」とジョンレノンが嫉妬したほどの曲です。完璧なメロディーを前にしてよほど悔しかったのでしょうか、少しでも目立ってやろうとジョンは3連符を丁寧に刻むリズムギターを披露しています。これもまたいい!
1964年にビートルズがアメリカに上陸した際に出演した人気TV番組『エド サリヴァン ショー』で最初に演奏されたのがこの曲です。All My Lovingでアメリカ人の心をわしづかみにして、ビートルズはアメリカ合衆国を征服しました。2曲目にAll My Lovingをあげて異論を唱える人はいないでしょう。余談ですが、1stアルバムの1曲目、アメリカでの1曲目、デビュー曲もポールの曲です。一発目にポールの曲が採用されることが多いような気がしませんか?
All My Lovingはアルバム『ウィズ ザ ビートルズ』収録されているよ。
今なお、ポールのツアーで演奏される大名曲だね。
いとも簡単に名曲を作るポール I've Just Seen A Face
3曲目は I've Just Seen A Face です。ビートルズの5作目のアルバム『ヘルプ!』に収録されています。カントリー調でノリが良く、I Saw Her Standing Thereと同様に若さ溢れる曲です。『ヘルプ!』ではイエスタデイの印象が強く、ともすると忘れられがちですが、間違いなく名曲です。ポール本人も気に入っているのか、フレッシュ・アップ・ジャパンツアー2018で演奏してくれました!
この曲は2007年制作の映画『アクロスザユニバース』の中でカバーされていて、個人的にですが、そこでの印象がとても強く残っています。ということで3曲目はI've Just Seen A Faceです。
映画『アクロスザユニバース』は、
ビートルズの曲を使ったミュージカル映画だよ。
おすすめの映画です。
映画のサントラもGood!だよ。
ぜひ、聞いてほしい。
まとめ 「ポールを発見したことが音楽業界への最大の貢献」
これはジョンレノンの言葉です。その通りだと思います。ありがとうジョンレノン!ポールマッカートニーのすごいところは、ここで終わらないところです。彼が本気をだすのはビートルズの中期~後期にかけてです。ペニーレイン、ハローグッバイ、ヘイジュード。レットイットビーもあります。嫌になるくらい名曲を生み出し続けます。
やっぱり、ありがとうジョンレノン!
ビートルズ関連グッズはこちらからどうぞ
コメント