ビートルズ英国盤公式オリジナルアルバムを発売順に紹介!!

1962年-1965年(初期)

ビートルズ中期の作品(1965年~1967年)

『ラバーソウル』(Rubber Soul)1965年12月リリース
アップテンポで疾走感ある曲というよりも、Norwegian Wood (This Bird Has Flown)、Michelle、Girl、In My Lifeといったミドルテンポの名作がたくさん収録されているアルバム。初期のものとは違う、ちょっと落ち着いたサウンドがここにはあります。このサウンドもまたビートルズの一部であることを『ラバーソウル』を聴くことで体感することができます。

初期で見せた陽気なビートルズというよりは、どちらかというと哀愁ただようビートルズが感じられる作品です。レコーディング技術を駆使し始めたころの作品で、初期サウンドから脱却しつつあるビートルズを感じることができます。

アップテンポで疾走感ある曲というよりも、Norwegian Wood (This Bird Has Flown)、Michelle、Girl、In My Lifeといったミドルテンポの名作がたくさん収録されているアルバムです。

 『Rubber Soul』でしか聞けない曲を探す

 『Rubber Soul』の全曲紹介がこちら

『リボルバー』(Revolver)1966年8月リリース
『リボルバー』ほど幅広いファンに届くアルバムはちょっと見当たりません。初期サウンドの香りを残しつつサイケデリック方面に向かっていく前衛集団としてのビートルズが聞けます!各所に実験的要素がちりばめられた前衛的な作品。それでいてキャッチーです。相反するであろうこの二つの要素を何の苦も無く合体させているのがビートルズの凄いところ。

中期のサイケデリックアルバムの金字塔『リボルバー』Revolver です。『ラバーソウル』で感じられた変化をより深化させたアルバムです。演奏を前提に作られておらず、ポップアルバムをアートに変化させる試みがなされている作品です。

時代はサイケデリックムーブメントが大きくなり始めたころの作品で、Tomorrow Never KnowsやShe Said She Saidといったどサイケな曲が収録されている一方でHere, There and EverywhereやFor No Oneといった美しい曲も収録されており、とてもバランスのよい作品です。

 『Revolver』が最高傑作である理由はこのリンクからどうぞ

 『Revolver』の全曲紹介へはこのリンクから移動できます

『サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド』1967年6月リリース
ロック史上初コンセプトアルバムでビートルズの最高傑作と言われている作品。最後の曲のA Day in the Life は聞き逃さないでください。このA Day in the Lifeだけでもこのアルバムを聞く価値があります。後世に残した影響は計り知れず、生み出したフォロワーも数知れず。このアルバムがなければロックが今の地位は築けていなかったと思います。

ロック史上初コンセプトアルバムでビートルズの最高傑作と言われている作品です。前作『リボルバー』を凌ぐサイケデリックぶりを聞かせてくれます。ただ、初心者が聞くと「???」となる作品です。良くも悪くも玄人用の作品。色々と評価が分かれる作品ですが、この作品をもってポップはアートになりました。

最後の曲のA Day in the Life は聞き逃さないでください。このA Day in the Lifeだけでもこのアルバムを聞く価値があります。逆にこの曲を聞いていないとビートルズを理解したことにはならないほどの名曲です。

 『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』の評価と全曲紹介はこちら

『マジカルミステリーツアー』1967年11月(アメリカ合衆国)リリース
アルバムのハイライトは何といってもI Am The Walrusです。ジョンレノンによる作品で「100年たっても飽きない何かがある」楽曲です。前半6曲は同名テレビ映画用に作られたサントラ。後半は珠玉のシングル集。Strawberry Fields ForeverとPenny Laneが収録されていて名作じゃないわけがない!

イギリスではEP盤として発売された作品ですが、今ではアメリカ版が一般的です。アメリカ版はB面(7曲目以降)がシングル集になっています。このアルバムのハイライトは何といってもI Am The Walrusです。ジョンレノンによる作品で「100年たっても飽きない何かがある」楽曲です。

Goog Goog G'Joob

テンションが上がってきたところで、お次は後期です。きらびやかなサウンドが洗練されたサウンドに変化していきます。キーワードは原点回帰!Get Back!です。

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