ビートルズ(The Beatles)に興味を持ってくれた人に、最初におすすめするアルバムは、間違いなく『ハードデイズナイト』( A Hard Day's Night)です。ビートルズの3枚目のオリジナルアルバムで、初期の名作です。
おすすめする理由は、素直に楽曲が素晴らしい点。超有名曲が収録されていること、ワキを固める曲が名曲ぞろいであることです。収録曲を紹介した後に、それぞれ詳しく紹介します。3分程度で読みあがりますので、少々お付き合いください。
01. A Hard Day's Night 02. I Should Have Known Better 03. If I Fell 04. I'm Happy Just to Dance with You 05. And I Love Her 06. Tell Me Why 07. Can't Buy Me Love 08. Any Time at All 09. I'll Cry Instead 10. Things We Said Today 11. When I Get Home 12. You Can't Do That 13. I'll Be Back
聞くべき理由1:嫌でも知っているあの超有名曲が収録されてる
イントロのじゃーんが心震わせる名曲A Hard Day's Nightが収録されています。そして、Can't Buy Me Loveもしっかりと収録。もうこれだけでお腹いっぱいになるんじゃないかというくらいのクオリティだと思いませんか?
両曲ともにシングルリリースされ、世界中で大ヒット。1964年4月に記録した伝説のビルボード1位から5位まで独占時に1位に輝いていたのがこのCan't Buy Me Loveです。どうですか。
- Can't Buy Me Love
- Twist & Shout
- She Loves You
- I Want To Hold Your Hand
- Please Please Me
万が一、他の曲で満足できなくても、この2曲があれば十分に楽しめます。『ハード デイズ ナイト』はビートルズをあまり知らない人にとってもコストパフォーマンス最高のアルバムです。
聞くべき理由2:ベスト盤に収録されていない珠玉の名作に出会える
A Hard Day's NightとCan't Buy Me Love聞くならベスト盤で十分じゃねえの?そこんところどうなの?
確かに、『ビートルズ1』や赤盤あたりのベストを購入すれば、A Hard Day's NightとCan't Buy Me Loveは聞けます。ただ、I Should Have Known BetterやIf I Fellなど、ワキをバキバキに固める名曲はベストには収録されていません。『ハードデイズナイト』は、ベスト盤に収録されていない名曲がゴロゴロと収録されているのです。
特におすすめしたいのは、If I Fell。ジョンとポールの歌声は、なんて美しいのだろう。ジョージハリソンの歌うI'm Happy Just to Dance with Youも良いですね。Tell Me WhyやI'll Cry Insteadなんて理由なく楽しくなります。You Can't Do Thatもジョンの暴力的な側面が垣間見えてgood!です。And I Love HerやI'll Be Backなんてシングルカットされていてもおかしくない品質です。
一曲たりとも無駄がなく、初期のビートルズサウンドが全力で盛り込まれています。テンポよく一気に聞きとおせる偉大な作品です。
以上、『ハードデイズナイト』を聞くべき理由でした。お読みいただきありがとうございます。あと少しだけ余談が続きます。
この『ハードデイズナイト』という作品は、実は初にして唯一の全曲レノンマッカートニー作品のアルバムなんです。カバー曲はもちろん、ジョージハリソンやリンゴスター作の曲も入っていません。もっと言うと、レノンマッカートニー作となってはいますが、ほとんどジョンレノンの作品です。13曲中10曲がジョンの作で、ポールマッカートニーはわずか3曲だけ。
ジョンレノンの圧倒的な存在感を感じられるアルバムです。
ジョン派には、おすすめですね。それにしてもこのアルバム、歌詞の随所にHomeという単語が見受けられます。何となくですが家に帰りたがっている感じがします。家でゆっくりしたかったのでしょうか?ビートルズの家系アルバムです。
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