『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』は買うべきなのか?
そんな疑問に、スパッとお答えします。
間違いなく買うべきです。
なんならモノラルとステレオバージョンの2枚買っても良いと思ってるぐらいです。理由は…。こちらもスパッと答えます。
名作だからです。
全世界で10億枚以上の総売上を誇るビートルズ(The Beatles)の2ndアルバムです。当然のごとく名作です。前作『Please Please Me(プリーズプリーズミー)』の30週連続1位記録を破ったアルバムなんですから(全英チャート)、購入して損をするわけがありません。
とはいえ…
購入前、ポチっとする前に不安になる気持ちはわかります。
- 結局、ベスト盤を買ったほうがよくね?
- ベスト盤なら他の有名な曲も聞けるしなー
- 有名曲以外、良い曲あるの?
- あ、エグザイルの新しいの出てるじゃん
躊躇の理由はこのあたりでしょうか。
ご安心ください。
『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』には、ベスト盤に収録されていない名曲がゴロゴロと入っています。聞きごたえ、大いに有りな作品です。
べスト盤未収録の曲にお気に入りが見つかることも十分に考えられます。ということで、『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』でしか聞けない名曲を3曲に絞ってご紹介します。
- 1963年にリリースされたビートルズの2ndアルバム
- ハーフシャドウという撮影法が用いられたアルバムジャケット
- 前作『Please Please Me』から1位を奪った作品
- イギリスチャート21週連続1位という伝説を作る
まず紹介するのは…
シングル候補だった It Won't Be Long
アルバムの1曲目を飾るジョンレノン(John Lennon)による作品。歌詞の面でポールマッカートニー(Paul McCartney)も関わっているようです。
もともとシングル用に制作がなされた曲ですが、なぜかシングルにしなかった作品です。アップテンポなロックンロールナンバーで、初期ビートルズの代名詞でもあるYeah Yeah サウンドな曲です。
シングルにすれば必ずやヒットしていたと思うのですがねー。ビートルズの基準はことのほか高いようです。基準が高すぎて本作収録の名作 All My Lovingもシングルにならないのですから、仕方ありませんね。
It Won't Be Long も間違いなく、ビートルズを語る上で外せない曲です。
なんか渋い All I've Got To Do
2曲目に紹介するのは、これまたジョンレノン作のAll I've Got To Doです。
なんか渋い曲です。この曲もまた『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』でしか聞くことができません。どこが良いのか?
こればっかりは聞いてもらうのが一番です。私の語彙力で説明するならば、「なんか渋い」です。ジョンって、こんな曲も作れるんだー。というのが素直な感想。
またアルバムの2曲目に配置されているのもいいですね。1曲目It Won't Be Long のストレートなロックンロールからの流れで、この2曲目です。渋みが増してます。
ちなみにこのアルバムの3曲目は All My Lovingです。冒頭からの3曲で、もうノックアウトですね。買わない理由はないのです。
3曲目は、ちょっと変化球的にカバー曲から。
ビートルズ史上最高のカバー曲 Devil in Her Heart
- どうせ他人の曲なんでしょ
- あんまり興味ないねぇ
- ちょっと抵抗ある
そんな気持ちがどこかありませんか。でも、実際にきいていただければ、そんな気持ちは吹き飛びますよ。
なんて、素敵な曲なんだ!!
と、心の中で10回は言うことになるでしょう。名作カバーはいろいろありますが(特に『With The Beatles』は多い!)、ここではジョージハリスンが歌う作品を紹介します。
Devil in Her Heart です。
私はビートルズ史上最高のカバー曲だと思っています。ぜひご一聴ください。ジョージのちょっとたどたどしい感じの歌い方もまた良し!です。
もちろんこの曲も『With The Beatles』でしか聞けません。というか、カバーはオリジナルアルバムでしか基本聞けません。
14曲中13曲がベスト盤未収録の超お得なアルバム
『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』でしか聞けない名曲3選のおさらいです。
- It Won't Be Long
- All I've Got To Do
- Devil in Her Heart
以上の3曲でした。
逆にベスト盤に収録されている曲はどれだけあるのかというと…、
- All My Loving
なんとこの1曲のみ。まあ、この曲がベストに収録されるのは仕方ありませんね(収録されているのは赤盤です)。誰もが認める名曲中の名曲ですから。
というわけで14曲中13曲がベスト盤未収録の曲でした。だから購入しても十分に楽しめる、なんとも財布に優しいアルバムです。
それにAll My Lovingも入っているので、まず間違いなく損をすることはないでしょう。誰が言ったか、買って損なしビートルズ!を体現しているアルバムです。
全オリジナルアルバムの聞きどころを紹介。ちょっとしたアルバムガイドになっていると思います。参考にしてみてください。 詳しくはこちらから
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