『ハードデイズナイト』全曲紹介 初期ビートルズを堪能できるおすすめアルバム

1962年-1965年(初期)

ビートルズを聞くなら!ファーストアルバム『Please Please Me』から聞くのが本当は良いと思うのですが、個人的には『A Hard Day's Nighr』から聞くのも良いんじゃないかと思っています。

理由は2つあります(  詳しい理由はここをクリック!)。

  1. 単純に超有名曲は収録されているから
  2. ベスト盤に収録されていない佳曲が多いから

…です。

とにかく、あのポップで陽気な初期ビートルズを存分に堪能できるナイスなアルバムです。聞けば疲れもどこへやら。とにかく元気になれる作品です。ということで、ここではビートルズの3作目のアルバム『A Hard Day's Night』の全曲紹介をさせてください。

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アルバム『A Hard Day's Night』の中で最もポップな作品

全曲レノンマッカートニー作品の唯一のアルバム。初期ビートルズらしい疾走感を感じられるご機嫌な名作です。ビートルズは映画の分野でも革命的な存在。これまでの音楽映画の胡散臭さを一新。今のロック映画の礎を気づいた作品と言っても過言ではありません。この作品がなかったら映画『ボヘミアンラプソディ―』もなかったかも…。

 

『A Hard Day's Night』は1964年にリリースされたビートルズ3作目のオリジナルアルバムです。ビートルズの主演映画のサントラとしても有名ですね。

ちなみにこの作品の邦題は『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』。映画評論家の水野晴郎さんが付けたらしいのですが、まったく、もう、なんてことを…。

このアルバム、特徴的なのは、全曲レノンマッカートニー作品であること。1作目、2作目と違いカバー曲が入っていないというだけでなく、ジョージハリスン作曲、リンゴスター作曲の曲も入っていません。純粋にレノンマッカートニーの作品のみ収録されているのはこのアルバムだけです。

さて、さっそく1曲目から。

A Hard Day's Night

1曲目はアルバムのタイトルにもなっているA Hard Day's Nightです。初期のジョンレノンの名作で、紹介する必要がないほど有名曲ですね。日本のメディアでは、ビートルズ関連の話題になるとこの曲がよく使われます。

イントロのギターのジャ~ン!!はあまりにも有名。あのジャ~ンを聞くだけでウキウキしてきませんか?ちなみにこのジャ~ンの音の出し方はよくわかっていないらしく、よく議論がなされています。

この曲について長々とした説明は必要ないと思うのですが、ひとつ特徴的なのは、ジョンの作品なのに途中ポールマッカートニーがボーカルを取っている点。

ビートルズには作った人が歌うという暗黙のルールがあるのですが、そのルールをこの曲は破っています。という点で、特徴的な曲。典型的な初期ビートルズソングと思いきや、実はレアなタイプの曲なんです。

 A Hard Day's Night以外にもルールを破っている曲はこちらをクリック!

I Should Have Known Better

2曲目もジョンレノンの作品。ハーモニカが印象的な作品です。邦題は「恋する二人」。無理してつけなくても良かったんですけどね。当時の音楽業界的に邦題は必要だったのでしょう…。

邦題はともあれ、曲自体はポップでいてメロディが美しい曲です。勝手な感想ですが、なんかジョンというよりもポールっぽい作品なんです。ジョンのふところの深さが分かる名曲です。

ちなみにこの曲、ステレオバージョンとモノラルバージョンで、イントロの部分のハーモニカがちょっと違います。こういうのがあるからビートルズってオモシロいんです。

If I Fell

3曲目もジョンレノンの作品です。この曲 If I Fell はビートルズの隠れた名曲だと思っています。メロディもさることながら、ジョンとポールのハモリがとっても美しい!

ジョンとポールの声って、重なると素敵…。

なんか無邪気にそう思っちゃいます。ハモリについて文字で書いても伝わらないので、ビートルズの公式YouTubeでぜひ聞いてみてください。まー、聞いて後悔することはないです。むしろ、これからの人生が有意義なものになる可能性のほうが大きいです。

 ジョンとポールのハモリがGoodな名曲はこちらをクリック!

I'm Happy Just To Dance With You

4曲目もジョンレノンの作品。でも歌っているのはジョージハリスンです。そうです、ジョンがジョージに提供した作品です。実は、ジョンレノン、優しいんですよ。

提供した理由は、何なんでしょうね。アルバムに1曲は、メンバーそれぞれのボーカル曲を入れるという暗黙のルールのため?まだ、曲作りに慣れていないジョージ、迫りくる制作締め切り…、だったら兄貴のジョンが作ろうということだったのでしょうか。

提供の理由はどうあれ、さすがジョンレノン。良い曲です。どこかとぼけた感じのジョージのボーカルもまたいい!

And I Love Her

5曲目にしてようやくポールマッカートニー作品の登場です。さすがポールです。美しいメロディのバラードを聞かせてくれます。名曲です。

ポップで陽気なビートルズのイメージとはちょっと違い。やや渋い感じがします。こうしたアクセントを聞かせられるのは、ジョンとポールというタイプの違う作曲家がいるからだと思います。

初期のこのころ、『A Hard Day's Night』のころは、中後期ほどにポールは作曲面で目立っていませんが、『With The Beatles』のAll My Loving といい、この曲といい、ポールも良い曲を作っています。

Tell Me Why

6曲目はジョンレノンの作品です。And I Love Herから一転、ポップでご機嫌なナンバーです。初めてこの曲を聞いたときは、「この歌もビートルズなの!?」と驚きました。私が知らなかっただけで、もしかしたらスタンダードな曲かもしれません。

隠れた名曲です。

私が言う隠れた名曲とは、ベスト盤に収録されていない曲のことです。そうです。『A Hard Day’s Night』じゃなきゃ聞けない曲です。

この曲をはじめ、ビートルズにはそんな隠れた名曲がゴロゴロあります。私がオリジナルアルバムをおすすめする理由はここにあります。

ちなみにTell Me Whyのジョンの裏声は最高です!

Can't Buy Me Love

7曲目はポールマッカートニーによる作品です。Can't Buy Me Love…、説明はいりませんね。初期ビートルズと言えばこれ!みたいな感じで使われる超有名曲です。

ビートルズはアメリカのビルボードチャートの1位から5位までを独占した時に1位だったのは、何を隠そうこの曲です。2位にwist & Shout、3位はShe Loves You、4位I Want to Hold Your Hand、5位 Please Please Meと続きます。

「愛はお金じゃ買えない」歌詞もなんだか哲学的。こんな哲学的な歌詞をしっかりとリズム&ブルースでやっちゃうんですから、スゴイぜ!ビートルズ!

と、ここまでがレコードだとA面。次の曲からがB面です。それでは続いてB面をどうぞ。

初期ビートルズの最高傑作『A Hard Day's Night』のB面

全曲レノンマッカートニー作品の唯一のアルバム。初期ビートルズらしい疾走感を感じられるご機嫌な名作です。ビートルズは映画の分野でも革命的な存在。これまでの音楽映画の胡散臭さを一新。今のロック映画の礎を気づいた作品と言っても過言ではありません。この作品がなかったら映画『ボヘミアンラプソディ―』もなかったかも…。
Any Time At All

B面の1曲目を飾るのもジョンレノンの楽曲です。リンゴのドラムのドンッから始まるイントロが印象的な作品。ひたすらにカッコイイ、ロックンロールです。

この曲もジョンの作品なのに、ポールが一部ボーカルをとっています。2回目のAny Time At Allの部分です。ジョンにはちょいとキーが高いからとのこと。

こういう分業制みたいなのも、しびれますねー。作曲家が二人いるだけじゃなく、ボーカリストも二人いるのって(しかもそれぞれに代表曲多数あり)、ビートルズだけかもしれませんね。中後期になると、ここにジョージハリスンが加わってくるんですから、もう無敵ですよね。

公式のYouTubeからぜひ聞いてみてください。カッコいいですよー。

I'll Cry Instead

レコードB面2曲目もジョンレノンの作品です。I'll Cry Instead!!私のかなり好きな曲です。隠れすぎた名曲といっても過言ではないでしょう。

ビートルズ的に大作といった感じの作品ではありません。どちらかというと小作品といった感じです。でも、私は好きなんです。単純にメロディが好きなんです。この曲を聞きたいがために、アルバム『Hard Day's Night』を再生しています。

ちなみに邦題は、「僕が泣く」。YES!そのまま!

Things We Said Today

B面3曲目はポールマッカートニーの作品です。アップテンポな曲なのですが、ポップで陽気というよりも渋い感じがする曲です。

個人的には、そこまで思い入れがある曲ではないのですが、アルバムに1曲あってもいい感じの曲です。ちなみにポールはこの曲を気に入っているそうです。

When I Get Home

B面4曲目はジョンレノンの作品。イントロがとても印象的な作品です。やっぱりビートルズのコーラスは最強ですね。そして、ジョンのボーカルは渋い!!歌はポールのほうが上手いんでしょうけど、ジョンはジョンで味があります。とってもセクシー!!

ふと思ったんですが、この『A Hard Day's Night』収録の曲にはHomeが出てくる曲が目立つ気がしませんか?この曲もそうですが、タイトル曲のA Hard Day's Nightにも出てきます。

両曲ともに家に帰りたい!みたいな感じを歌っています。

このころ既に多忙を極めていたビートルズ。ろくに家にも帰っていなかったのでしょう。そういう思いが歌詞に出てきたのかもしれませんね。

You Can't Do That

B面5曲目もジョンレノンの作品です。You Can't Do That!!いいですねー。歌詞がオモシロイ!!ずばり嫉妬の曲で、「他の男とあうのは、許さない!」とずーっと言っています。

メロディもなんだか不思議な感じがして、歌詞にマッチしています。良い曲ですねー。ちなみに"嫉妬"を表すときにgreenを使うのは、この曲で初めて知りました。

ブルーな気分とかと同じ感じで使えるのだと思います。グリーンな感じ…とか。

I'll Be Back

『A Hard Day's Night』の最後を飾る曲もジョンレノンの作品です(ポールは共作と言っているようです)。この曲も隠れた名曲ですね。

恋人に向けて書かれた曲っぽいですが、ジョンの父アルフレッドに対して書かれた曲との説もあります。そうなると、また違った味わいがありますね。

後にジョンは『The Beatles(通称:ホワイトアルバム)』で母親に向けJuliaという曲を書いていますが、母より先に父への曲を作ったということになります。

こういう名曲をサラリと収録しているんだからビートルズはスゴイですね。ベスト盤だけだとこういった曲に出会えませんから。やっぱりオリジナルアルバムは聞いとくもんです。特にビートルズは。

以上、『A Hard Day's Night』の全曲紹介でした。あれ?リンゴスターの歌う曲がない!!そうなんです。このアルバムにはリンゴの楽曲がないんです。理由は謎!さすがのビートルズにしても、この時期は忙しすぎたのでしょう。

ちなみに『A Hard Day's Night』というタイトルはリンゴがつぶやいたものらしいです。"day"は一日24時間を指す単語なので、's Nightが付くのは、違和感があるっぽいです。英語を母国語としない私は、そんな違和感、微塵も感じません!

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