【ビートルズが成功した理由】サビ始まりの曲は何曲?数えました!

ジョンレノン

中期ビートルズのサビ始まりのシングルは9曲中3曲!

Day Tripper/We Can Work It Out

1965年12月にリリースされたこのシングル盤は両A面なので、ここでは2曲分扱いとします。まずはDay Tripperから。この作品はジョンレノンによるもの。イントロのリードギターが超有名な名曲。ベースがユニゾンで弾かれている点にビートルズのセンスを感じます。と、イントロのユニゾンはすばらしいのですが、サビ始まりじゃないですね。

次はWe Can Work It Outです。この曲はジョンとポールの共作で、ボーカルもポールのパートとジョンのパートでしっかりと別れています。この曲のサビはどこなんでしょうか?ジョンが歌っているの部分?いや、違うっぽいなあ…。ということでこの曲も「サビ始まりじゃない!」で着地です。

Paperback Writer

この曲は、サビ始まりだと思います。1966年にリリースされたこの曲は、ポールマッカートニー様によるもの。ビートルズの必殺技のコーラスが冒頭から見事に炸裂しています。コーラスもさることながらポールのベースもすごい!ビートルズの曲の中でも1位2位を争うベースだと私は思っています。

ちなみにこのシングル盤のB面はジョンによるRainです。私見を申し上げると、なぜ両A面にしなかったのか?B面Rainのクオリティといったら、もうすごいじゃないですか(詳しくはこちら)。個人的に不満なシングル盤です。

Yellow Submarine/Eleanor Rigby

このシングル盤も両A面なので2曲カウントといたします。まずはYellow Submarineです。ポール作のリンゴスターが歌うほんわかしてナイスな作品です。人類史上最高の反戦歌だと私は思っているのですが、どうでしょうか(詳しくはこちらをご覧ください)?この曲は、明確にサビ始まりじゃないですね。

続いてEleanor Rigbyです。この曲はサビ始まりですね。自信はないですが、たぶんサビだと思います。ポールの作品で、ビートルズのメンバーによる楽器の演奏はなく、オールストリングスで勝負しています。歌詞も印象的ですね。ポピュラー音楽によくある惚れたはれたの内容ではなく、「孤独な人々」を主人公に置いています。

Strawberry Fields Forever/Penny Lane

1967年にリリースされたこのシングル盤も両A面ですね。両曲ともにビートルズの代表曲であり、ビートルズ史上最強のシングルと言われています(個人的には、Paperback Writer/Rainが最強だと思っています)。まずはジョンレノン作のStrawberry Fields Foreverからです。

もう、好きすぎて語りたいことは多いのですが、今回のテーマに沿ってお話しすると、この曲は堂々たるサビ始まりの曲ですね。ちょっと重めの感じのトーンですが、ともあれサビ始まりです。本当はもっと語りたいのですが、興味のある方はこっちものぞいてみてください(こちらからどうぞ)。

続いてはポール作のPenny Laneです。故郷のリバプールに実際にある通りの名前を歌ったこの作品は、イントロなしの直ボーカルで始まります。開始直後からゾクゾクしますね。でも、サビ始まりじゃないんですよ。なんでしょうね、サビ始まりだからゾクゾクするってわけじゃなさそうですね。

All You Need Is Love

世界24ヵ国を通信衛星で繋ぎ同時に放送するという世界初のテレビ番組『Our World』にイギリス代表として出演したビートルズは、この曲All You Need Is Loveを披露しました。ジョンは、この曲は30分程度で作ったが、歌いこなすのに1週間かかったと語っています。

確かに!

歌うのはかなり難しそうな曲です。サビの部分、All You Need Is Loveは口ずさめるのですが、その他の部分がかなり難しい…。

1960年代半ばの雰囲気を色濃く反映している曲で、この時代を象徴する名曲となっています。冒頭のフランスの国歌、ラ・マルセイエーズが何とも印象的ですね。『Our World』にイギリス代表として出演しておきながら、ラ・マルセイエーズが流れる楽曲を持ってくるあたり、ビートルズのヤンチャっぷりがうかがえます。

言い忘れていましたが、サビ始まりじゃない曲ですね。

Hello, Goodbye

中期最後のシングル盤はポールマッカートニー作のHello, Goodbyeです。この曲、何がすごいって歌詞がとっても少ないところ(詳しくはこちら)。そしてごくごく簡単な単語だけで構成されているところ。ポピュラー音楽の歌詞がちょっとややこしくなってきた時流に逆らって、どーんと登場したのがこのHello, Goodbyeです。やっぱりポールってすごいですね。

この曲、どこがサビなんだか私にはわかりません。1曲まるまる聞きどころのような気がします。でも、まあサビ始まりじゃないかな。だんだんテキトーになってきましたが、まあ、いいじゃないですか。すすめましょう。

ちなみにこのシングルのB面の曲はあのサイケデリックど真ん中の名曲I Am The Walrusです。この時期のビートルズの楽曲のクオリティはもう最強ですね。

ここまでを中期ビートルズのシングルとさせてもらいます。両A面シングルが多い中期でした。サビ始まりの曲は、Paperback WriterとEleanor Rigby、Strawberry Fields Foreverの3曲でした。次は後期の作品です。

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