ジョンとポールのハモリがGoodな10曲【ビートルズの名曲プレイリスト】

ジョンレノン

令和になってもビートルズ(The Beatles)の話題に事欠きません。

2019年は『Abbey Road(アビーロード)』の50周年だったし、ダニーボイル監督の映画『イエスタデイ』が公開されたり、世間?いや世界を騒がせています。

2020年だって『Let It Be(レットイットビー)』の50周年だし、映画『Get Back(ゲットバック)』の公開が予定されています。

まだまだビートルズの人気は衰えていません。衰えるどころか、どんどんファンは増えていっています。10億枚以上レコードを売り上げたのは伊達じゃない。

なぜ、こんなにも人気なの?

  • ジョンレノンの作曲能力が桁外れ
  • ポールマッカートニーの作曲能力が桁外れ
  • ジョージのインドがカレーでスパイシー
  • ルックス的にカッコイイ
  • ユーモアのセンスが抜群!!

と、まあビートルズの「武器」はいろいろあるんですが、忘れちゃいけないは、ジョンレノン(John Lennon)とポールマッカートニー(Paul McCartney)の歌声です。一人一人の歌声もセクシーでグッとくるものがあるんですが、なんと言っても二人のハモリです。最高なんです。

今回は、そんな二人のナイスなハモリが堪能できる曲を紹介します。初期、中期、後期のアルバムごとに紹介を試みますが、上手くいくかな?

ハモってる曲がなかったらどうしよう…。という一抹(いちまつ)の不安を抱えながらスタートです。まずは初期から。

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ハモリってる曲が多くて選びきれない!初期ビートルズ

ハモリの定義はこの際おいておきます。詳しく知らないのですが、各パートに分かれて二人が同時に歌っているものとします。ただしコーラスは除きます。違ったらすみません。そんな感じのゆるさで進みます。

初期ビートルズのアルバムはこちら。この5枚からそれぞれ1曲ずつ選出を試みます。

  1. 『Please Please Me(プリーズプリーズミー)』
  2. 『With The Beatles(ウィズザビートルズ)』
  3. 『A Hard Day's Night(ア ハードデイズナイト)』
  4. 『Beatles for Sale(ビートルズフォーセール)』
  5. 『Help!(ヘルプ!)』

まずは『Please Please Me(プリーズプリーズミー)』から。

There's a Place(『Please Please Me』)

ひたすらカッコイイ曲です。ジョンレノン作の初期の名作。隠れた名曲という名称はこの曲のためにあるんじゃないか?というぐらいの名作です。

歌詞がややこしいからでしょうか?あまり話題にあがることがない曲です。ベストアルバムにも収録さていません。私的にはこの曲を聞くためだけに『Please Please Me』を買ってもいいくらいです。

話題がそれました。

There's a Placeは、ジョンとポールがツインボーカルをとる曲で、見事にハモってくれています。主旋律を歌っているのはジョン?ポール?ビートルズの「どっちが主旋律」パターンの曲です。

それにしてもカッコイイ!

All I've Got To Do(『With The Beatles』)

『With The Beatles』からはAll I've Got To Doです。主にジョンレノンによって作られた曲で、アルバムの2曲目に収録されています。

ハモってる?

アルバム2枚にして既に苦しい展開ですが、確かにハモっているのです。歌詞All I've Got To Doの部分です。ジョンとポールが見事にハモっています。ということで、All I've Got To Doを選出です。

この『With The Beatles』には、かの名曲All My Lovingが収録されています。惜しむらくは、この曲でハモっていないこと。なぜかポールが多重録音でハモリをいれています。

コンサートなんかではジョンも声を重ねていたっぽいのですが、悲鳴がやまぬ会場でその声は上手く聞こえたのでしょうか。できればレコードで聞きたかった。

ハモってほしかったー。

If I Fell(『A Hard Day's Night』)

3枚目『A Hard Day's Night』からはIf I Fellです。この曲は、誰が聞いても間違いなくハモっています。しかもとても心地いい。

ジョンとポールの声ってこんないも合うんだー。

無邪気に言ってしまいそうになるほどに美しいハモリを聞かせてくれています。この曲でジョンとポールのハモリの虜(とりこ)になってしまった方も多いんじゃないでしょうか。私はその一人です。

個人的にはMonoバージョンのほうが好みです。最初のジョンだけが歌っている部分がStereoバージョンとちょっと違います。

この曲は、おすすめカバー曲もあるので紹介しておきます。映画『アクロスザユニバース』で歌われたものです。お暇なときに映画と共にお楽しみください(映画とサントラの紹介はこちら)。

Eight Days a Week(『Beatles for Sale』)

『Beatles for Sale』からはEight Days a Weekです。このアルバムには、ビートルズハモリ倶楽部として捨て置けない曲Baby's in Blackがあるのですが、苦汁の決断です。

決断した理由は、なんか明るい曲だからです。

明るくハモってハッピーなほうが外出自粛が続く今(2020年6月現在)、求められている気がしますので、Eight Days a Weekです。

ちなみに『アンソロジー1』に収録されているEight Days a Weekもおすすめです。イントロへのこだわりが垣間(かいま)見れます。

Baby's in Blackも良いんですけどねー。ジョンとポールが最初から最後までハモるという珍しい曲なので、希少性としてはBaby's in Blackなんですけどねー。

Tell Me What You See(『Help!』)

『Help!』にもありました。Tell Me What You Seeです。この曲も二人のツインボーカルっぽいです。言うまでもなく見事にハモってくれています。

アルバム『Help!』にはハモリ曲がないと思っていました。ダメ元で聞きなおしてみたところ、見事に発見です。しかも、ジョンの歌声が渋い良質なハモリ曲でした。

正直、あまり注目した記憶のない曲でしたが、今回のこの発見で私の中で再評価となった曲です。やっぱりビートルズは聞いておくもんですね。なにかと良いことあります。

個人プレイに向かいつつある中期ビートルズ

初期の5枚が終わったところで、続いて中期の4枚です。このあたりからビートルズも個人プレイに向かいつつあり、ハモリ曲を探すのが難しくなってきます。でも、あきらめませんよ。

中期の4枚はこちら。ここからハモリ曲を発掘いたします。

  1. 『Rubber Soul(ラバーソウル)』
  2. 『Revolver(リボルバー)』
  3. 『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド)』
  4. 『Magical Mystery Tour(マジカルミステリーツアー)』

『Magical Mystery Tour』はEP盤だ!…固いことは言いっこなしです。ここではアメリカ編集版を扱います。

ノルウェーの森(『Rubber Soul』)

『Rubber Soul』にもしっかりありました。Norwegian Woodです。ノルウェーの森として日本でもおなじみのあの曲ですね。

ジョージが初めて西洋の音楽にシタールを持ち込んだというエポックメイキングな曲です。そして歌詞も秀逸な曲。ともすればこの二点に注目がいってしまいがちな曲なのですが、どっこい実はジョンとポールのハモリも、それはそれは素晴らしいのです。

この曲のハモリ、聞き逃していませんでしたか?

私は聞き逃していました。でもいいんです。再発見できましたから。ハモリ倶楽部はそんなあなたの再発見を応援しています。

And Your Bird Can Sing(『Revolver』)

『Revolver』にはハモリ曲はないんじゃないかという私の予想を見事に裏切ってくれました。ありました!And Your Bird Can Singです。このアルバムには珍しい分かりやすくポップな感じの曲です。

初期ビートルズっぽさを色濃く残している名曲です。ジョンのリードボーカルにポールが力強いハモリを加えています。最高です。

ちなみに『アンソロジー2』で聞けるAnd Your Bird Can Sing(ゲラゲラ笑っているバージョン)では、ジョンとポールが始終ハモっています。大きくアレンジが違っていて、個人的には『アンソロジー2』のバージョンのほうが好きです。

ゲラゲラバージョンのゲラゲラ笑ってないバージョンがあったら最高だな、ないかな?と、思って探してみたらありました。『Revolver Sessions』というアルバムで聞けます。

興味のある方はぜひ!

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』)

だんだん苦しくなってきましたが、まだあります。『サージェント~』からはタイトル曲 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandです。

作者はポールマッカートニー。天才ですね。この曲も非常に心地よいハモリを聞かせてくれます。曲の真ん中くらいのところです。

心地よすぎて、主旋律をポールが歌っているのか、ジョンが歌っているのか…、分からなくなってしまっています。実際のところ、まじりあっていてよくわかりません。「どっちが主旋律」パターンの応用編的な曲です。

そしてこのアルバムからはもう1曲。Lucy In The Sky With Diamondsを忘れてはいけません。サビの部分で見事なハモリが確認できます。

ジョンレノン作のサイケデリックど真ん中のこの曲。どことなくジョンのボーカルも、ふわふわ、ゆらゆらしていて、ハモるの難しそうな曲です。でも、天才ポールマッカートニーは天才です。

苦も無くいとも簡単に見事にハモってくれています。

該当曲なし(『Magical Mystery Tour』)

そして中期ビートルズの最後は『Magical Mystery Tour』から。中期の締めくくりをどーんと行きたいところですが、ない!のです。

ジョンとポールがハモっていない!

そんなアルバムはこれまでありませんでした。徐々に個人活動へと移っていく様が、まずボーカル・ハーモニーの面で顕著になってしまいました。

もっと、ハモってくれビートルズ!

個人活動の流れにあらがうハモリ曲は!?後期ビートルズ

続く後期はこの4枚です。

  1. 『The Beatles(ザ・ビートルズ)』
  2. 『Yellow Submarine(イエローサブマリン)』
  3. 『Abbey Road(アビーロード)』
  4. 『Let It Be(レットイットビー)』

何となくですが、ハモリ曲は少なそうです。

同じ時期のセッションの曲なら選出しても、まあいいじゃないか、という誘惑に引っ張られそうになりますが、ここは頑固に公式収録曲のみを対象にします。

該当曲なし(『The Beatles』)

二枚組の超大作、30曲も収録曲があるのに、該当なし!?本当か?私が聞く限りハモリな楽曲は見当たりませんでした。なんともくやしい結果になってしまいました。

ハモろうと思えば十分にハモれる曲はあるんです。The Continuing Story of Bungalow Billなんてジョンは、オノヨーコとハモってるんですもん。だからポールとハモれる曲がなかったんじゃなく、あえてハモらなかったんだと思います。

個人プレイの大きな流れに抗うことはできなかった!?

と、ここで、突然収録曲以外の曲に言及します。このアルバムの制作時期の近くに作られた曲と言えばHey Judeです。私はこの曲のポールとジョンのハモリが大好きです。

まだ仲良かったんだろうけど、なんとなく互いをライバル視して、ギスギスまではいかないものの、キキキってな感じの関係性が二人の声にでていて、危うい魅力があふれている。そんな感じがします。

でも、Hey Judeは『The Beatles』に収録されていないから、お見送りです。ということで、『The Beatles』からは該当曲なしです。

該当曲なし(『Yellow Submarine』)

これは当然の結果でしょうか。だって収録曲が6曲だけですもん(残りの7曲はジョージマーチンによるオーケストラ)。その6曲もすべて新曲ではなく、Yellow SubmarineとAll You Need Is Loveの2曲は別のアルバムに収録されているもの。そして4曲の新曲も2曲はジョージハリスン作です。

これじゃあ、ジョンとポールがハモる隙がない。なので、このアルバムに関しては、仕方がないのです。ひと休み、ひと休み。

Come Together(『Abbey Road』)

ハモリという意味では後期は壊滅的な状況にあります。軽い気持ちで、「メドレーのどこかにハモってんのあるだろ」と思っていましたが、ない!どこにもない!のです。

メドレー以外の曲の曲に目を向けてみると、該当したのは、Becauseです。でもちょっと待てよ。ジョージの声も聞こえる…。決してジョージがダメってわけじゃないですが、ジョンとポール、ジョージの3人によるボーカルなので対象外とさせていただきました。3人の声も美しいんですけどね、ここは厳しくいきたいと思います。

半ばあきらめかけていたのですが、見つけました!Come Togetherです。ジョンのボーカルにポールが見事にハモっています。ふー、よかった。いつものポールの声色(こわいろ)と違うので、聞き逃すところでした。

Two Of Us(『Let It Be』)

最後、アルバム『Let It Be』からはTwo Of Usです。ポールマッカートニー作の牧歌的な感じがする名作ですね。ボーカル方面はポールとジョンのほぼツインボーカルです。

最後の最後にして、ジョンとポールの声が重なり合ったときの美しさを堪能できる曲です。歌詞もなんだか思わせぶり。Usはジョンとポール?それともポールとリンダ?いずれにしても最後にリリースしたアルバムで見事なハモリです。

ちなみこのアルバム『Let It Be』には他にもハモリ曲があります。Dig A Ponyもその曲のひとつ。ジョンの声に高音域を歌うポールの声がマッチしています。そしてOne After 909もそう。この曲に関しては、ハモるというより一緒に歌っていると表現したほうが良いかもしれませんね。

後期、ハモリを避けてきたジョンとポール。ここにきて一転、『Let It Be』では3曲も聞かせてくれます。やはり原点回帰を狙ったゲットバックセッションが下敷きとしてあったからでしょうか。最後の最後でハモリが復活してくれて、ハモリ倶楽部としては嬉しいです。

まとめ やはりハモリの楽曲は初期に集中している

ハモリというのは、ハモる二人の関係性に大きく依存するのでしょうか。

初期に集中しているのは、ジョンとポールの仲が良かったからな。仲良し初期に大量にハモリ、実力をつけてきた中期はそれなりに。ギスギスした後期にハモらなくなりました。

そして関係を修復しようとハモリを再開するものの、どうも昔みたいにしっくりこずに解散…。ハモリから見るビートルズの歴史のように感じますね。

とにかく後期はハモリが少なかった。ハモリのGoodな曲を紹介すると言いつつ、後期はハモっている曲を探していました。結果、ハモリのビートルズ史みたいなのが見えてきたので良いんですけどね。

以上、ハモリがGoodなビートルズの名曲でした。

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