【5分で紹介】ビートルズのシングル曲の歴史 ~名曲がたくさんの後期編~

ジョンレノン

ビートルズ(The Beatles)の活動期間は約8年間です。短いですね。よくもまあ、この短期間にあれだけの名曲をつくれたもんです。さすがビートルズです。

思うに、バンド内に弩級の天才が二人以上いたという点が、名曲量産の秘訣でしょうね。ジョンレノン(John Lennon)とポールマッカートニー(Paul McCartney)が同じバンドにいたってウソみたいです。そもそもポールが二番手の位置にいるってこと自体がミステリーです。

この奇跡は、神様のイタズラですかね。いや、人類に対するプレゼントかも。辛く悲惨な二次大戦が終わったご褒美?

とにかく今回は、ビートルズがリリースしたシングルのプチ解説、後期ビートルズ編です。楽曲の総売上は10億枚以上をほこるビートルズの人気の秘密に、シングル曲をたどることで迫りたいと思います。

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きらびやかな中期の楽曲から一転 円熟の後期ビートルズのシングル

Lady Madonna 1968年3月15日リリース

前作のシングルHello,Goodbyeのシンプルさを引き継ぐかのような作品。Lady Madonnaです。作曲者はポールマッカートニー作。

なんでも、リバプールの労働者階級の女性をモチーフにした曲らしいです。母親のメアリーを思い浮かべながら作ったとの説もあり。ジョンと同様、若いころに母親を亡くしているポールにとって、母親は特別な存在だったのでしょう。

そういえば、Let It Beにも母メアリーの存在がちらほら出てきます。

Lady Madonnaは、とにかくライブ映えする曲。ポールのツアーでは定番曲ですね。あー、もう一回、日本に来てくれー!ポール様!

イギリスでは1位、アメリカでは最高4位と両国で1位獲得はなりませんでしたが、アメリカで100万枚以上売り上げるなど、セールス的には好調な作品でした。

B面は、なんとジョージハリスンのThe Inner Light!こちらはインドど真ん中。デカン高原です。個人的にジョージのインド関連音楽の中ではNo.1だと思います。

Hey Jude 1968年8月30日リリース

今さら説明が必要なのか疑問を投げかけてくる曲ですね。Hey Judeです。超有名曲。ビートルズの代表曲のひとつです(いったい、代表曲は何曲あるのだろう)。

作曲したのはポールマッカートニー。歌うのもポールです。

当時、離婚問題を抱えていたジョンレノンの息子、ショーンをはげますためにポールが作った曲です。なんていい人なんだ!ポール。そしてショーン。Hey Judeが自分のための曲だなんて、うらやましすぎる。

ちなみにジョンは、自分のことを歌った曲だと思っていたらしいです。なんと、お気楽なこと。個人的には、この曲をハモるジョンが大好きです。ポールとの関係がギクシャクする直前(もしくは、ちょっとしてた?)くらいの時期なので、ゾクゾクします。

Hey Judeは、ビートルズが立ち上げたアップル・レコーズからの初シングルです。もちろん大ヒット。ビートルズ史上もっとも売り上げたシングルがHey Judeです。

英米で1位獲得。世界歴代シングル売上4位だそうです。

B面はジョンによるRevolution。この曲もA面シングルにすれば売れそうなのに。もったいない…、と思うのは私だけ?

Get Back 1969年4月11日リリース

3曲連続でポールマッカートニーの作品です。ジョンとポールのA面争いもきになるところですが(詳しくはこちらから GO!)、この曲Get Back、もうタイトルがすでにカッコイイ!

歌詞については諸説あります。ビートルズから心離れつつあったジョンに向けられた曲というのがファン的には一番心地いいのですが、当時27歳のポールがそんなことするでしょうか?20代後半の成人男性の行動としては違和感ありますね。

本当のところは、パキスタン人差別に反対を表明する曲だったようです。タイトルも、Get BackではなくNo Pakistanisでした。かなりハードなサウンドの作品だったのですが、歌詞の内容が誤解を招く可能性があるため、今の形に落ち着いたようです。

この曲もライブ映えする曲なんです。ポールのツアーでも定番ですね。もう1回、日本に来てくれー。ポール様。

英米で1位獲得。世界1000万枚以上のセールスを記録。

The Ballad of John and Yoko 1969年5月30日リリース

このタイミングでなぜ?と思わず考えてしまう謎の作品です。当時のビートルズにしか作れない曲だけど、もっともビートルズっぽくない曲です。

作ったのは、ジョンレノン。

再婚したオノ・ヨーコとのハネムーンを歌ったご機嫌な曲です。長年、よくポールがこの曲をシングルにすることを許したな、と思っていたのですが、ポールはノリノリでレコーディングしていました。というか、この曲のレコーディングにはジョンとポールしか参加していません。

なぜでなんでしょうね。

バンド内で強引に振る舞いすぎたポールによる禊(みそぎ)説がありますが、どう思いますか?私は禊でも何でもなく、単純にある種こうした肩透かし的な作品は、ポールの好むところだと思っています。

イギリスでは1位を獲得。アメリカでは放送禁止処分となったからか、チャートは振るわず最高8位でした。放送禁止なのは、キリストが登場する歌詞の部分が問題だったようです。ジョンレノンは、キリスト教に関する発言に、まったく懲りていないようです。

Something / Come Together 1969年10月31日リリース

ついにきました!ジョージハリスン初のシングル曲 Somethingです。ジョンのCome Togetherとの両A面だけど、とにかくA面です。

泣く子も黙るSomething、大名曲ですね。この曲もビートルズの代表曲のひとつです(後期だけで既に2曲も代表曲が登場してる…)。ポールのベースの名演にも注目される曲です。また、あのベースが良いんですよ。

それにしても、Somethingがビートルズ名義でよかった。All Things Must Passもいいけど、My Sweet Loadも偉大だけど、やっぱりSomethingなんですね。ジョージのキャリアの中で最も輝いている曲です。

ジョージの匙加減(さじかげん)でソロ作品に収録することもできたはずです。でもそれをしなかったのは、ジョージ流のビートルズ愛?それとも3人目のコンポーザーとしての自負と意地?でしょうか。ともかくビートルズ作品で良かった!

そして、兄貴ジョンレノンのCome Togetherです。ジョージが絶世の美曲を作ったかと思えば、歌詞がちんぷんかんぷんなハードなロックをぶっこんできました。

冒頭のShoot me(撃て!)がシュールで良いんです。この曲、カリフォルニア州知事に立候補しようとしていたティモシーリアリー(LSDの伝道者)のキャンペーンソングになったらしく、その点踏まえても、Shoot meはシュールです。

イギリス最高位4位、アメリカでは1位を獲得。

Let It Be 1970年3月6日リリース

いよいよ最後の作品です。最後の作品がLet It Beだなんて…。

言わずと知れたLet It Beです。作者はポールマッカートニー。この曲を初めて聞いたときの衝撃は忘れられません。高校生でした。

なんて美しい曲なんだ!

冗談ではなく、世界で一番いい曲だと思ったことを覚えています。ここから私のビートルズライフは始まりました。なので、個人的に思い入れのある曲です。当時は、これがビートルズの最後のシングルだなんて思ってもいませんでした。

イギリスでは最高位2位、アメリカでは1位を獲得。ちなみに日本だとビートルズのシングルのなかででは最も大きなセールスを記録しています。

まとめ ビートルズは奇跡の存在

Let It Beを最後にビートルズは、なすがまま(Let It Be)に解散します。キャリアはわずか8年。この短い期間の間に、ビートルズはとてつもなく偉大な名曲をたくさん人類に残してくれました。

ジョンレノンとポールマッカートニーが同じバンドにいたのは、やっぱり奇跡だなと思います。そこにジョージハリスンもいました。奇跡に奇跡が加わる奇跡です。

その3人の天才の間をとりもつリンゴスターの存在も大きい。この役回りは、おそらくリンゴじゃないと務まらなかったでしょう。これも奇跡です。

終盤になって「奇跡」というワードを連発していますが、本当はこれじゃダメなんです。ビートルズが偉大である理由、人気の秘密を論理的に語るのがこの記事の目的でしたから。

でも、改めて考えれば考えるほと、ビートルズって「奇跡」なんですね。結局、今回もわからずじまい。また今度、考えることにします。

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photo credit: Takashi(aes256) Day 2: Photowalk in Liverpool via photopin (license)

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