ビートルズを聞き始めた皆様、ビートルズって時代で区切られて語られることが多いことに気づきませんか?
※そもそもビートルズのことがよく分からない方はこちらの記事をどうぞ(10分でわかるビートルズの歴史 )
※ビートルズのメンバーを詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ( ビートルズのメンバー紹介はこちら)
- やっぱりビートルズは中期が一番いいよな
- いやいや後期ビートルズだろう
- 結局、初期ビートルズに戻ってくるんだよ
なんていう会話がそこら中にある。みんな知っていることを前提に話しているんですよね。でも、ビートルズを聞き始めたばかりの人にとっては、いまいちピンとこないんじゃないかなと。
近くのビートルズマニアに聞けば解決するのでしょうが、熱量とビートルズ愛に圧倒されて…、という人も多いと思います。
そこで今回は、ざっくりと何をもって初期、中期、後期とされているのかを紹介します。
ビートルズの活動期間は1962年から1970年までの約8年。分け方はいろいろありますが、初期、中期、後期がいちばん一般的でしょうか。
初期:リバプールのビートルズから世界のビートルズへ
何を基準にして時代区分がなされているのか?答えはアルバムです。アルバムの作風をもって区分されています。初期と位置付けられているアルバムは以下の5作。
- プリーズプリーズミー
- ウィズザビートルズ
- ハードデイズナイト
- ビートルズフォーセール
- ヘルプ!
若さの象徴ですね。どれも非常にエネルギッシュなアルバムです。
リバプール限定の人気者だったビートルズが、イギリス全土、ヨーロッパ各国、アメリカ合衆国、世界にその人気を拡大していった時期。
それがビートルズの初期です。
初期のビートルズのアルバムに共通するのはポップで陽気なサウンドです。ポップで陽気だからといって決して稚拙なわけではありません。
初期ビートルズのすごいところは、サウンドを含めたポップで陽気なビートルズのイメージを世界中に強烈に刻印したところです。
今、いわゆるビートルズっぽい音と表現されるのは、この時期のサウンドを指していることが大半で、そういう意味では、初期ビートルズサウンドは完全に1つのジャンルとなっています。
次は、中期ビートルズです。個人的にはビートルズの黄金期だと思っています。
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