無形世界遺産と言っても過言ではないビートルズ(The Beatles)。
ビートルズのヒストリー(歴史)を3分でまとめます。サクッと読めます。メシ食べながらにでもぜひ!
ビートルズの歴史を3分で読む!
まずは、ビートルズの説明。何者なのか?
英国のロックバンドです。活動期間は1962年から1970年までの約8年。その間に22枚のシングルと12枚のアルバムをリリースしています。
レコードの総売り上げは…、不明!
一説によると1980年代のあたりで10億枚を超え、それ以降は数えられていないらしいです。とにもかくにも人類史上最も音楽ソフトを売り上げたミュージシャンです。
メンバーは4人。
ジョンレノン(John Lennon)、ポールマッカートニー(Paul McCartney)、ジョージハリスン(George Harrison)、リンゴスター(Ringo Starr)です。全員イギリスのリバプール出身です。
世界中を席巻した初期(1962年から1965年)
シングルLove Me DoでデビューしたビートルズはShe Loves YouやI Want to Hold Your Handなどのヒットシングルを連発して、瞬く間に世界中で人気を得るようになります。
疾走感があり、陽気でポップ、そしてユーモアもたっぷり。
そんなビートルズの人気は際限なく拡大していきます。その一方でビートルズ自身はその状態に疲弊していきます。やがて観客の前で演奏することに魅力を感じなくなり、レコーディングスタジオにこもりはじめます。
レコーディング技術を駆使した中期(1965年から1967年)
自身の人気に疲弊していくビートルズ。音楽を聞かずただ叫ぶだけのファン、揚げ足取り報道をするマスコミの存在…。
うるさい!もうやめた!
ビートルズは本当にコンサート活動を止めてしまいます( 詳しくはこちら)。
そして彼らはスタジオにこもり始めます。そこで生み出されたのが『サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド』というアルバムです。
ロックの金字塔と呼ばれ、ポピュラー音楽をアートに昇華させた歴史的なアルバム。まさにビートルズは黄金期を迎えます。
解散へと向かう後期(1968年から1970年)
中期の黄金期のさなかに、ビートルズは悲劇にみまわれます。デビュー当時から支えてくれていたマネージャーのブライアンエプスタインの死です。
マネージャーを失ったビートルズはバンドとしてバラバラの状態に。そうした状況下で制作されたのが2枚組のアルバム『ザビートルズ』(通称:ホワイトアルバム)です。
アルバム自体は高い評価を得ていますが、制作の過程は楽しめるものではなかったようで、メンバー間の軋轢が生じています。そしてその後もその軋轢は修復されることなく、ビートルズの4人は横断歩道を渡り、なすがままに解散してしまいます。
まとめ 初期、中期、後期のどの時期もおもしろい!
なりゆきで中期を黄金期と表現したものの、実際のところビートルズの黄金期(=最盛期)はいつなのかわかりません。
初期も良い!中期も好き!後期も最高!ビートルズはどの時代もおもしろい!これがビートルズファンの本音です。以上、どこから聞いても、どのアルバムを聞いてもおもしろいビートルズでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。ちょっとでもおもしろそうだなと思ったら、下のアルバムの解説も参考にしてみてください。
全オリジナルアルバムの聞きどころを紹介。詳しいアルバムガイドです。購入に迷っている方は読んでください。 クリックして詳しく読む
もう少しビートルズを詳しく知りたい方は、歴史を押さえておきましょう。10分で分かるバージョンを用意しております。そして、忘れちゃいけない名曲ぞろいのシングルの歴史もあります。
手っ取り早くビートルズの最高傑作を知りたい方は、ロックの専門誌「ローリングストーン」誌が選出したオールタイムベストアルバムの記事を読んでください。ロックを含むポピュラー音楽史の中で評価の高いアルバムをランキング形式で紹介しています。
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